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空自 国産C2輸送機の試作機の飛行を公開3月15日 16時30分
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航空自衛隊は、来年度部隊に配備することにしている国産のC2輸送機の試作機の飛行を公開しました。
C2輸送機は、防衛省が15年前の平成13年度から開発を進めている航空自衛隊の国産輸送機で、航空自衛隊岐阜基地で試作機のXC2の飛行が公開されました。
C2輸送機は、今の国産輸送機のC1に比べ、全長がおよそ15メートル長くなって44メートルとなり、これまで空輸できなかったヘリコプターや装甲車を輸送できるということです。また、炭素繊維などの複合材を使用するなどして機体の軽量化が図られ、航続距離はC1輸送機の1700キロから6500キロに延びるということです。防衛省は、C2輸送機の導入で海外のPKOや災害派遣の際、これまでより速く部隊や装備を派遣することができるようになるとしています。
C2輸送機の開発を巡っては、平成22年の初飛行後も、機体に強度不足が見つかるなどして平成23年度としていた当初の配備予定に間に合わず、5年遅れの来年度、鳥取県の航空自衛隊美保基地に配備されることになっています。防衛省によりますと、開発費の総額は2600億円余りで、1機当たりの価格はおよそ200億円になると見込まれています。
C2輸送機は、今の国産輸送機のC1に比べ、全長がおよそ15メートル長くなって44メートルとなり、これまで空輸できなかったヘリコプターや装甲車を輸送できるということです。また、炭素繊維などの複合材を使用するなどして機体の軽量化が図られ、航続距離はC1輸送機の1700キロから6500キロに延びるということです。防衛省は、C2輸送機の導入で海外のPKOや災害派遣の際、これまでより速く部隊や装備を派遣することができるようになるとしています。
C2輸送機の開発を巡っては、平成22年の初飛行後も、機体に強度不足が見つかるなどして平成23年度としていた当初の配備予定に間に合わず、5年遅れの来年度、鳥取県の航空自衛隊美保基地に配備されることになっています。防衛省によりますと、開発費の総額は2600億円余りで、1機当たりの価格はおよそ200億円になると見込まれています。