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中国 「白タク」のネット配車を容認へ3月14日 20時18分
中国でインターネットを通じたタクシーなどの配車サービスが急速に普及するなか、一般のドライバーの車を予約して客が乗る、いわゆる「白タク」の利用も拡大していることについて、中国の運輸当局は、経済の発展につながるとしてこうした白タクの配車を容認する方針を示しました。
中国では、スマートフォンの配車アプリが普及し、営業許可を持つタクシーだけでなく、許可を持たない一般のドライバーの車を予約して客が乗る、いわゆる「白タク」の利用も広がっています。
白タクは、中国の法律で原則禁止されていますが、事業者側は「インターネットを通じた配車はドライバーと乗客の利用記録が残るためむしろ、犯罪は起きにくく安全性も問題はない」と主張してきました。
これについて、中国の楊伝堂交通運輸相は14日の記者会見で、「法制度を整備して合法化する。国民の望む方向に政策を進める」と述べ、インターネットを通じた白タクの配車を容認する方針を示しました。その理由について楊交通運輸相は「インターネットビジネスの発展にかなうもので、都市の渋滞を緩和し、環境汚染を減らすのに役立つ」と説明し、経済の発展につながると強調しました。そのうえで、安全面に考慮し、ドライバーの運転経験や車種などに一定の条件を設ける新たな法令を速やかに制定する考えを示しました。
白タクは、中国の法律で原則禁止されていますが、事業者側は「インターネットを通じた配車はドライバーと乗客の利用記録が残るためむしろ、犯罪は起きにくく安全性も問題はない」と主張してきました。
これについて、中国の楊伝堂交通運輸相は14日の記者会見で、「法制度を整備して合法化する。国民の望む方向に政策を進める」と述べ、インターネットを通じた白タクの配車を容認する方針を示しました。その理由について楊交通運輸相は「インターネットビジネスの発展にかなうもので、都市の渋滞を緩和し、環境汚染を減らすのに役立つ」と説明し、経済の発展につながると強調しました。そのうえで、安全面に考慮し、ドライバーの運転経験や車種などに一定の条件を設ける新たな法令を速やかに制定する考えを示しました。