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【プロ野球】

小川、17日に最終調整 「開幕と同じような気持ちで」

2016年3月15日 紙面から

開幕前最後の登板に備えて調整したヤクルト・小川=神宮室内練習場で(竹村和佳子撮影)

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 3年連続開幕投手に指名されているヤクルトの小川泰弘投手(25)は、17日の阪神戦(神宮)で開幕前最後のマウンドに上がる。オープン戦は3度目の先発で、次回は最長の100球前後がメド。14日は室内練習場でキャッチボールやダッシュで汗を流し、「開幕戦と同じような気持ちで投げる」と、静かな闘志を燃やした。

 侍ジャパンの強化試合から中4日で登板した10日の広島戦は、5イニング5安打1失点。「チェンジアップの抜けが悪く、カーブの精度もイマイチ。それを使いながら、真っすぐを生かす投球をしたい」。前回の反省を生かしテーマを掲げた。

 ヤクルトで開幕投手を3年以上連続で務めるのは、金田正一、松岡弘、石井一久、石川雅規に続いて5人目。初めて務めた一昨年は、6イニング1失点ながら初勝利。昨年は自身に白星こそ付かなかったが、7イニング無失点でチームを勝利に導いた。

 「今はこう投げれば、こういう球が行くと確認しながら投げているが、試合になったら打者走者に全力で集中できるように準備している」。3年連続でチームを白星発進させるべく、満を持して最終調整に向かう。

  (竹村和佳子)

 

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