ピカソ、天才の秘密
2016年1月3日〜3月21日
愛知県美術館
社会三重大にサイバー攻撃か HPに障害、「アノニマス」が声明三重大(津市)のホームページ(HP)が13日午前、一時的に閲覧できない状態になっていた。国際的ハッカー集団「アノニマス」を名乗る人物の犯行声明とみられる投稿がツイッターで確認されており、投稿主はツイッターを通じた英文での取材に、犯行を認める回答をした。HPは現在、復旧している。 三重県警も同日、システム管理の委託業者から「三重大と同じインターネット回線を使用している」との連絡を受け、回線の使用状況とHPのシステム障害の有無を調べている。 アノニマスは、日本のイルカ漁に反対する主張を繰り返しており、犯行声明は「三重大がイルカの繁殖技術の開発を目指していること」を理由に攻撃したと主張。三重大では先日、全国の大学で初めてイルカの繁殖技術を研究するセンターの設立が明らかになっていた。 投稿主は取材に、外部から大量のデータを短時間に送り付け、サーバーの機能を停止させる「DDos(ディードス)攻撃」を仕掛けたと回答した。三重大広報室は本紙の取材に「原因を調査中」と回答している。 ◆「イルカ研究に反対」 サイバー攻撃の犯行声明を繰り返す国際的ハッカー集団のアノニマス。アノニマスは英語で「匿名」の意だ。三重大への攻撃でも、ツイッターに犯行声明を出した。14日午前、ツイッター上で本紙の取材に応じたメンバーを名乗る投稿主は、三重大への攻撃理由を「イルカの繁殖技術の研究に反対するため」と主張した。 アノニマスは和歌山県太地町のイルカ追い込み漁など日本の捕鯨活動に反対を唱え、イルカを飼育する全国の水族館やイルカやクジラ漁に関係する自治体が相次いでサイバー攻撃を受けている。投稿主は「野生動物の権利を無視する日本の姿勢には、うんざりしている。われわれはイルカのために行動する」と答えた。 警察庁や中部国際空港など、アノニマスは昨年9月以降、国内の政府機関や省庁、企業などへのサイバー攻撃を繰り返したとみられる。投稿主は、一連の攻撃に「173回関与した」と主張し、「日本がわれわれの海と地球への殺りくをやめない限り、攻撃を続ける」と警告した。 (中日新聞) PR情報
|
|
Search | 検索