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企業のカスタムアプリケーション、開発期間の短縮に伴う変化(前)

2016/03/15

Jen A. Miller CIO

 今や、潤沢な予算を持つ企業のCIOでなくても、業務上の目的に合ったカスタムアプリケーションを開発するという選択は可能になった。アプリ開発のための製品や技術の進化によって、アプリケーションの開発にかかるコストは下がっている。さらに、開発、テスト、デプロイに必要な時間と知識も、以前より少なくて済むようになった。

Credit: Brandon Carson, via Flickr

 昔ならHTMLを知っている人にすべて任されていたWebサイト開発も、今ではSquarespaceやWordPressのアカウントを持っていれば誰でも開発できる。それと同じように、カスタムアプリケーションも、開発者でない社員が簡単に開発できるような新しいプログラムやツールが登場している。

 「私はコードを1行たりとも書けないが、アプリケーションの構成はできる」と、米Nucleus Researchでエンタープライズアプリケーションの調査担当バイスプレジデントを務めるRebecca Wettemann氏は言う。今では、ドラッグ&ドロップでアプリケーションを開発できるツールもあり、業務部門のユーザーが自ら手がけることも可能だ。

 すべての企業がその路線で行くわけではない。しかし、IT部門以外の社員がアプリケーションを開発するにせよ、開発者が手がけるにせよ、あるいはその両方を組み合わせるにせよ、これまでより短期間でアプリケーションを完成させることになる。

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