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自民 参院選へ野党との対決姿勢強める
3月15日 4時30分

自民 参院選へ野党との対決姿勢強める
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民主党と維新の党が、合流したあとの新しい党名を「民進党」とすることで合意したのに対し、自民党は、政党としての理念が感じられないとして冷ややかに受け止める一方で、参議院選挙は、共産党も含めた勢力との対決になることに変わりはないとして、対決姿勢を強めています。
民主党と維新の党は、14日の「新党協議会」で、合流したあとの新しい党名を「民進党」とすることで合意し、今月27日の結党大会に向けて、今後、党内手続きを進めることにしています。
自民党内では、谷垣幹事長が「今回の合流は、政権末期にバラバラになった民主党が、もう一回、大同団結しようという色彩が強く、それが『民進』ということばで表現されているかどうかが、いちばん問題だ」と述べるなど、政党としての理念が感じられないとして、冷ややかに受け止める声が大勢です。一方で、党の幹部が「いずれにしても、夏の参議院選挙は『民共』勢力との対決に変わりない」と指摘するなど、定員が1人の「1人区」で共産党も含めた候補者一本化の動きがあることに警戒感を強めています。
自民党は「理念も政策もバラバラだ」、「日米同盟の絆が大きく損なわれるおそれがある」などと対決姿勢を強めていて、与党が推す候補と野党の統一候補が対決する構図となる見通しの来月の衆議院北海道5区の補欠選挙を参議院選挙の前哨戦と位置づけ、総力を挙げて臨む方針です。

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