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民主 新党名「民進党」に党内の理解求める
3月15日 4時30分

民主 新党名「民進党」に党内の理解求める
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民主党と維新の党が、合流したあとの新しい党名を「民進党」とすることで合意したことについて、民主党内では党名変更を歓迎する声が上がる一方、夏の参議院選挙への影響を懸念する声も出ていて、執行部は、党名変更に至った経緯を丁寧に説明するなかで、党内の理解を得たい考えです。
民主党と維新の党は、14日の「新党協議会」で、合流したあとの新しい党名について、両党がそれぞれ実施した世論調査の結果を踏まえ、維新の党が提示した「民進党」とすることで合意しました。
両党は、意見の隔たりが大きかった党名で合意ができたことから、今月27日の結党大会に向けて党名の承認に向けた党内手続きを進めるとともに、新しい党の規約や党役員の人事など、合流に向けた詰めの調整を急ぐ方針です。
ただ、民主党内では、「民進党」という新しい党名を巡って、党の刷新を主張する中堅・若手議員から「新党への期待感や新しい支持の獲得につながる」として歓迎する声が上がる一方、「民主」の文言を残すことを求めていたベテラン議員や、最大の支援団体の「連合」からは、「夏の参議院選挙までに新しい党名を浸透させることは容易ではない」として、参議院選挙への影響を懸念する声が出るなど、党名変更への不満がくすぶっています。
このため、執行部は、16日、党所属の国会議員を集めて両院議員懇談会を開催するほか、来週には、地方組織の責任者を集めた会議を招集することにしていて、党名変更に至った経緯を丁寧に説明するなかで、党内の理解を得たい考えです。

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