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外務省「海における法の支配」重要性を動画で訴え
3月15日 5時24分

外務省「海における法の支配」重要性を動画で訴え
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外務省は、南シナ海で中国が海洋進出を活発化させていることへの国際的な関心を高めようと、ホームページやフェイスブックに「海における法の支配」の重要性を訴える動画を新たに公開しました。
南シナ海を巡って、中国は、日本や欧米各国が批判を強めるなか、人工島の造成に加え地対空ミサイルを展開させるなど、海洋進出の動きを活発化させています。これを受けて、外務省は、南シナ海の現状を広く周知し国際的な関心を高めようと、ホームページやフェイスブックに「海における法の支配」という動画を新たに公開しました。
この中では、直接名指しすることは避けながらも、中国が南沙諸島(英語名・スプラトリー諸島)で人工島を造成している映像を背景に、「海における一方的な現状変更の試みが国際社会で懸念されている」と指摘しています。そのうえで、南シナ海の島々の領有権を巡って中国と直接争っているフィリピンやベトナムなどに対し、国際法に基づいたアドバイスを行うなどの支援をしている事例を紹介し、法の支配の原則を徹底する重要性を強調しています。
動画は、現在、日本語と英語で公開されていますが、外務省では、今後、中国語や韓国語など合わせて10の言語に翻訳して、順次、公開したいとしています。

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