記事詳細
北朝鮮が日本海に弾道ミサイル2発発射、500キロ飛行 制裁と米韓演習牽制か
北朝鮮は例年、米韓演習が実施されるこの時期に、短距離ミサイルなどを日本海に向けて発射しており、米韓軍が警戒していた。今回も前例を踏襲した形だが、ミサイルの飛行距離は韓国を射程に収めるものだ。
北朝鮮は3日にも、元山付近から日本海へ向け飛翔(ひしょう)体6発を発射。新型多連装ロケット砲の実験とみられ、北朝鮮メディアは翌日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が視察で「実戦配備した核弾頭を任意の瞬間に発射できるよう常に準備しなければならない」と強調したと伝えた。