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舛添知事「忘れない」 慰霊大法要

東京大空襲の犠牲者を追悼するため東京都慰霊堂で手を合わせる女性=東京都墨田区で2016年3月10日午前8時46分、後藤由耶撮影

 東京大空襲から71年となった10日、東京都墨田区の都慰霊堂で「春季慰霊大法要」(都慰霊協会主催)が営まれた。大空襲と関東大震災の犠牲者を追悼する式典で、遺族ら約600人が参列した。

 舛添要一都知事は追悼の辞で「東京は関東大震災と大空襲の2度の惨禍で焦土と化したことを決して忘れてはならない」と述べた。秋篠宮ご夫妻の長女眞子さまと参列者が焼香し、犠牲者の冥福を祈った。

 大空襲で両親と兄、妹を亡くした塩路耕次さん(84)=東京都小金井市=は「戦争という殺し合いの手段は絶対にあってはならない。71年間続いてきた平和を、若い人たちに守っていってほしい」と話した。【柳澤一男】

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