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【社会】東京大空襲71年 墨田区で平和の壁画披露
東京大空襲から七十一年を迎えた十日、東京都墨田区役所で十万羽の折り鶴でつくった高さ約十三メートル、幅約八メートルの壁画「平和のオブジェ」の披露式典があり、集まった区民らが不戦の誓いを新たにした。 区民らから寄せられた折り鶴でロビーを飾るオブジェの制作は一九九二年に始まり、毎年、三月に新作に交換している。今年は地元出身の浮世絵師、葛飾北斎の代表作「神奈川沖浪裏(なみうら)」を中心部にデザインした。 この日、区内の東京都慰霊堂では春季慰霊大法要が営まれた。子どものころ住んでいた葛飾区で空襲に遭ったという千葉県松戸市の北原宮子さん(83)は「戦後がいつまでも続くように祈った」と話した。 PR情報
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