堀江貴文氏に「サイコパス」と呼ばれた経済評論家がブログで反撃

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4日から5日にかけて、堀江貴文氏の口撃に経済評論家の深田萌絵氏が自身のブログで反撃した。

ことの発端は、深田氏が4日に公開したブログのエントリーにある。エントリーは、経営再建中のシャープが台湾のメーカーである鴻海(ホンハイ)精密工業から約7000億円の支援を受け、同社の下で再建を目指すとの報道を取り上げたものだ。

深田氏はこの報道に「これで、日本にとって最悪のシナリオが浮上しました」と断言し、自身の見立てを展開する。支援に名乗りを上げていた産業革新機構がシャープの負債を引き受ける一方で、鴻海はシャープの資産を無償で手に入れ、同社の100%株主に収まることで話がまとまっている、というのだ。

さらに深田氏によると、鴻海会長である郭台銘(英語名:テリー・ゴウ)氏の野望はシャープにとどまらず、日本にも及ぶそうだ。郭氏は日本の国会議員15名に献金して、新政党を立ち上げることで、日本の政治に「テコ入れ」すると豪語しているという。

深田氏は皮肉交じりに「すごいですね。ここまでの裏取引をしたテリーゴウとシャープの役員たち。下手したら外患誘致罪ですよ」と語り、「無力なり、日本。無策なり、政治家よ。我が愛する放置国家よ」と自国の行く末を憂いていた。

この記事をあるTwitterユーザーが引用したところ、堀江氏は一言「こいつサイコパスですね」と切って捨てていた。
深田氏の反応は早かった。堀江氏にすぐさまリプライを飛ばし、「台湾のテレビでは普通に報道されてますよー!」と、自説の正当性を訴えた。

さらに、深田氏はブログで「ホリエモン!!」と題したエントリーを更新。堀江氏からの口撃について「なんで、そんな有名人様が深田なんかわざわざdisるのか、そっちのほうが不思議ですけど」と疑問視し、「日本にずっと住んでいたいから、日本を大事にしたいという国民の気持ちを書いたらおかしいですかね」と訴えている。

深田氏のTwitterでの返信に対し、堀江氏はさらに「気が狂ってる笑」とだけコメントした。
すると、深田氏は翌5日、またしても堀江氏を取り上げるブログを更新。堀江氏に対してツイッターで「中国共産党の宣伝部みたいなリアクションですね!中共のネット宣伝部隊五毛党にでも雇われてるんですか?」と訪ねたところ、リアクションがなかったことに着目。
その上で、堀江氏が郭氏が支援するという15人の政治家候補のひとりなのではないか、と推測したのだった。

深田氏はその根拠として、「彼は天皇制否定しているし、尖閣諸島に中国は来ないと討論大会でも言ってたし、特定秘密保護法も反対していたし、だいたい社民党とかと政治思想は近いということですよね」と断言し、「これで本当に堀江さんが立候補し始めたら、図星だったんですねと笑っちゃうんですけど」と言い放っている。

【関連リンク】
ホリエモン!!
ホリエモンからまた!!

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