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美大生が中学校の「黒板ジャック」
3月14日 19時57分

美大生が中学校の「黒板ジャック」
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絵画が持つ魅力に触れてもらおうと、京都府福知山市で美術大学の学生が週末に中学校の教室の黒板にチョークで本格的な絵を描き、何も知らずに登校してきた生徒たちが14日朝、絵を見つけてびっくりして眺めていました。
「黒板ジャック」と名付けられたこの企画は、美術に関心を持ってもらおうと東京の武蔵野美術大学の学生たちが、各地で行っていて、今回は京都府の福知山高校付属中学校が依頼しました。
大学生たちは、日曜日の13日、福知山高校の美術部の生徒たちとおよそ8時間かけて、2つの教室の黒板にチョークで絵を描きました。絵はジャングルで顔をのぞかせているカエルや、教室を見る仏さまの様子が黒板いっぱいにカラフルに表現されていて、14日朝、何も知らずに登校してきた中学生たちが教室に入ると、驚いて歓声を上げていました。男子生徒の1人は「不思議なおもしろい絵で、自分が絵の中に入ったらどんな感じがするのかなと想像しました」と話していました。絵を描いたメンバーの1人で武蔵野美術大学1年の宮本芙貴さんは「黒板の前でみんなが想像を膨らませて絵の話をしているのを見て、うまくいったと思いました」と話していました。
福知山高校と付属中学校で美術を担当している幸田美知代教諭は「絵は人をわくわくさせたり、どきどきさせたりすることを生徒たちに知ってもらいたい」と話していました。

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