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【巨人軍野球賭博】現金やりとり、大半の選手が参加 巨人、NPB調査で把握も公表せず

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【巨人軍野球賭博】
現金やりとり、大半の選手が参加 巨人、NPB調査で把握も公表せず

プロ野球巨人の「紀律委員会」の開始前に久保博・球団社長(左)と話す森田清司・総務本部長=14日午後、東京・大手町の読売新聞本社 プロ野球巨人の「紀律委員会」の開始前に久保博・球団社長(左)と話す森田清司・総務本部長=14日午後、東京・大手町の読売新聞本社

 試合前に投手陣と野手陣が別々に組む円陣で激励の声出しをする係に対し、巨人が勝つと1人5千円を渡し、負けると声出し係が全員に1千円を渡していた。1回当たりのやり取りの総額は投手陣が6万円、野手陣が8万円の計14万円で、一部を除いて大半の選手が参加していたという。

 産経新聞の取材に笠原将生元投手(25)は「連勝していくごとに(渡す金額が)跳ね上がる」と説明したが、巨人は金額は一定だったと主張し、当時主力選手だった高橋由伸現監督の関与については「まだ分かっていない」とした。

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