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日本政府、インド戦略拠点で支援 初の外国支援
ベンガル湾は、マラッカ海峡を経て南シナ海につながる戦略的に重要な海域で、中国の潜水艦の動きが活発化している。インド洋周辺では、中国がスリランカやミャンマーで港湾整備を支援する「真珠の首飾り戦略」を進めており、インドは警戒を強めてきた。
インド海軍は中国の潜水艦を監視するため、諸島の南端の飛行場を本格的な施設として拡充を図り、偵察機を展開する方針だ。ただ、日印両国政府の当局者は、今回の支援に戦略的な意味はないとしている。
第二次大戦中、旧日本軍が駐留したアンダマン・ニコバル諸島は、一部地域で外国人の立ち入りが規制されている。