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「すしに異物」とフェイスブックに投稿 25歳無職男を名誉毀損で逮捕
高松南署は14日、名誉毀損の疑いで、高松市円座町、無職の男(25)を逮捕した。
逮捕容疑は1月21日深夜、高松市の「無添くら寿司高松上天神店」で食べたすしの中に異物が混入していたとの書き込みをフェイスブックに写真付きで載せ、不特定多数が閲覧可能な状態にした疑い。
高松南署によると、男から「すしを食べて口の中が切れた」との連絡を受けた家族が投稿した。投稿の掲載には、フェイスブック上の自分のページに引用して表示する機能を使ったとみられるが「記憶がない」と容疑を否認している。
男は当時、同署にも通報し、署員が確認したのは直径約1センチ、厚さ約2ミリのプラスチック製の円形。男は医療機関で診察を受けたが口内に切り傷はなく、店側の調査でも破損した備品はなかった。同署は異物が混入されたものかどうかも慎重に調べる。
同店を運営する「くらコーポレーション」(堺市)は1月、経緯をホームページで公開し、3月に同署に相談していた。