どうも、セクションナイン の 吉田真吾(@yoshidashingo)です。
ZapierはBasicプラン以上に登録するとLambdaやDynamoDB、CloudFrontといったAWSサービスを含む「Premium Apps」が使えるようになります。
まずは手始めに簡単そうな「AWSマネジメントコンソールのログイン→Slack通知」をやってみます。
AWSの設定
1. AWSマネジメントコンソールへのログインをSNSに通知する
- 1-1. CloudTrailをONにして、「US-EastのAPIコール」を取っておく。(全リージョンで取っておくこと推奨。AMCログインだけならus-eastだけでもいいけど)
- 1-2. Amazon SNSのトピックを作成しておく。
- 1-3. CloudWatch EventでAMCへのログインイベントをSNSのトピックに飛ばす。
細かい手順は以下を参照。
2. Zapier用のIAMユーザーを作りCredentialを発行しておく
- 2-1. IAMマネジメントコンソールでIAMユーザーを作る。
- 2-2. 作ったIAMユーザーに必要なポリシーを設定する。
- 今回に限って言えば「Amazon SNS Full Access」でよいでしょう(Get, List だけだとダメ)
- 2-3. 作ったIAMユーザーのCredentialをダウンロードする。
Zapierの設定
3. 準備
- 3-1. Basicプラン以上にアップグレードする。
- 3-2. 「アカウントアイコン」→「Connected Accounts」でAmazon SNSを選択し、「us-east」を選択し、Credentialを入力して接続する。
4. Zapの作成
- 4-1. 「Make a Zap!」押下
- 4-2. TRIGGER設定
- 「Amazon SNS」を選択
- 「New JSON Message」を選択
- 「1-3. のSNSトピック」を選択
- 4-3. ACTION設定
- 「Slack」を選択
- 「Send Channel Message」を選択
- Slackのチームアカウントを選択する
- botにつぶやかせるチャンネルやメッセージ、アイコンなどその他細かい点を設定する
※ SNSのトピックを作成してから一回以上AWSマネジメントコンソールにログインしてトピックにデータがあれば、以下のような属性と直前のデータの内容をフェッチしてくれるので設定が楽です。
以上、サクッと使えてとてもいいですね。