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【基礎知識】覚えておきたいメンズパンツの定番型10選 -続編-

お店で困らないために

男性のパンツについての基礎知識、続編です。

先日、【基礎知識】覚えておきたい!メンズパンツの定番型 10選という記事を書いたところ、有難いことに好評でした。

「もっとやれ!(意訳」との声を頂きましたので、続編です。
今回はデザインを指す名称を中心に、陽気にざっくりとお届けします!!!

今日も張り切っていくぜ!!!

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http://zozo.jp/shop/beautyandyouthunitedarrows/goods/10452929/

11.スラックス

元々は「パンツ」と同じで、パンツ(ズボン)全体を指す言葉だったようです。
現在では「スーツに使われるような、きちんとした印象のパンツ」を指すことが多いです。

スラックス=おじさんの履くもの、というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、今やそんなことはありません!若者向けに、ワイドだったりサルエルだったり、テーパードだったりと、様々な「スラックス」が存在しています。実際に見たこともあると思います。

若者も、履けるものだよ、スラックス!

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12.イージーパンツ(リラックスパンツ)

その名の通り、楽チンなパンツです。

身体にフィットせずゆったりめのシルエット、伸縮性もあったりする、ゆるーいパンツのことです。
ウエストがゴムやドローコードの場合や、裾がリブの場合も多いです。
基本、かなりラフでカジュアルな部類のパンツです。

「スウェットパンツ」「ジョガーパンツ」もここに分類されていたりします。
「パジャマパンツ」も名前の通り、イージー/リラックスパンツの一種。

2016年春夏も、イージー/リラックスパンツはトレンド。
「部屋着で来ました!」にならないよう、シルエットを細身にしたり、生地をスラックス地にしたりと、そのまま履いてもおしゃれ着に見えるようにデザインされた製品が、多く作られています。

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13.チノパンツ

通称「チノパン」です。有名ですな!
チノ・クロスと呼ばれる、丈夫な綿ツイルの生地を使ったものが基本です。
広い意味では「綿パンツ」の一種のため、そう呼ばれることも多いです。

ベージュのイメージが強いですが、色に関わらず、素材がチノ素材ならば、それはチノパンなのだ!

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14.カーゴパンツ

チノパンとの違いがわからない人が、結構多いようです。
簡単です!単純に、パンツのサイドに外付けのポケットが付いていたら「カーゴパンツ」です!!!

サイドに外付けのポケットがあって、チノパンみたいな丈夫な生地のパンツ!
とりあえずはそんな認識で十分だと思います。

こちらはカーキのイメージが強いですが、色は関係ありません。
「カーゴパンツ」であるかは、デザイン(形)の問題なのだよ!

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15.ペインターパンツ

アメカジの大定番!「ワークパンツ」の一種です。
名前の通り、ペンキ屋さんが多く着用していたことから、この名前がつきました。

ワークウェアだけあり、デニムなど頑丈な素材で作られており、基本は、裾までゆったりしたシルエットです。
ポイントは、サイドにあるハンマー引っ掛け用ループや、スパナ等を収納するためのポケット!
...これがあったら、ペインターパンツと判断して良いと思います。

ブルーデニム・ヒッコリー柄が定番ですよ。

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16.ショートパンツ

膝小僧が完全に露出する短パンを「ショートパンツ」と言います。
膝小僧あたりまでの丈のものは、5部丈扱いで「ハーフパンツ」と呼びますが、それより短いものは「ショートパンツ」扱いですね。
ボクサーブリーフ並に丈が短い「ホットパンツ」もショートパンツに属します。

近年流行していますが、評判は賛否両輪ですね。
すね毛問題も絡めて「アリ?ナシ?」と、夏になる度、毛で毛を刈り取るような論争が繰り広げられます。

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http://zozo.jp/shop/ganryu/goods/8747551/

17.ローライズパンツ

股上が浅いパンツのことです。別名は「ローウエスト」
逆に股上が深いパンツを「ハイライズ」と呼び、別名はお察しの通りに「ハイウエスト」です。

「スタンダード」は、ウエスト位置がへそ辺り。
パンツのウエスト位置がへそより下になる場合は、「ローライズ」と分類されるようです。

2000年頃から、ローライズのスキニーデニムが大流行しました...(遠い目
その時には「マイクロビキニしか履けない!?」ってくらいのローライズも流行しましたが...そこまで強烈なものは今はほとんど見かけませんね。

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18.ジョッパーズパンツ

元々は、乗馬用に作られたパンツです。
尻から膝までがゆったりめ、膝下はブーツインをするために細くなっているのがポイント!

「ジョッパーズ」の場合、股下は下がりません。ここが「サルエルパンツ」との大きな違いです。
「サルエルジョッパーズ」という製品も多く、この場合は「股下が下がっていて、膝上にボリュームのある、膝下がスリムなパンツ」を指します。

本格的なものは、ヨーロッパものを得意とするヴィンテージショップで発見できます。

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http://wear.jp/item/612017/

19.バイカーパンツ

バイクに乗りやすいようデザインされた、パンツのことです。
バイクに跨っている(乗る)状態を想定し、快適さや格好良さ、頑丈さを追求してデザインされているのが、ポイントです。

見た目で最も特徴的なのは膝部分!ここが立体的な作りになっているのがポイント。
(バイクに跨る際に曲げる脚、あの動きに合わせているわけですな!)
丈夫な素材で作られていることが多いです。

有名なのは、なんといってもBALMAIN(バルマン)!
海外メンズセレブ勢が「とりあえず1足!」ってレベルで持ってます、履いてます。

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http://www.balmain.com/en_ua/men/jeans-and-trousers/slim-fit-vintage-denim-biker-jeans.html

20.ストレッチパンツ

伸縮性がある生地を使ったパンツのことを、ストレッチパンツと呼びます。
他の名称のパンツの説明で、「ストレッチが効いている」という表現を見かけることも多いと思います。
要は伸びるかどうか、です。

「レギンスパンツ」もストレッチパンツの一種ですな!

身体の動きに合わせて伸びるので、そりゃもう履き心地は抜群です!
一度履いたら病みつきでっせ!

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http://zozo.jp/shop/rageblue/goods/9811669/

ただし、弱点もあります。

伸びるぶん、たるみやすい・伸びやすいのは想定内として...

ストレッチ素材はポリウレタンを使っているので、放置していても劣化します。
そう!スニーカーで有名な「加水分解」が、形は違えども起こっちまうってわけよ!!!
(一般的には、ポリウレタンは製造から約3年で劣化が表面化すると言われています。)

私が実際に感じた劣化は、生地の風合いが落ちる、生地の伸縮性が落ち硬くなる、生地がパリパリ・ゴワゴワする...などでしょうか。
製品や環境によって、劣化速度やダメージの表れ方には違いが有ります。

なんにせよ、買ったらガンガン履きまくるのが良いかと思います。

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http://zozo.jp/shop/duffer/goods/9863267/

以上になります!

今回も、買い物の際に困らない程度のざっくり解説です。
前回分も合わせて20を押さえれば、大抵のパンツの商品説明文が解読できるのではないでしょうか。
違いもなんとなく理解できると思います。

関連記事:男のパンツ"ジャストサイズ"丈、ゆる指南

もう1度同じ予告をするんですが...
\今回の記事に関連したコーディネイトに役立つ系の記事が登場するはずなので、お楽しみに/

参考になれば、幸いです!