先週は、ズバリ当たった日が、少ない一週間に…。

そういうときは、自信喪失でズバリ予報にいけなくなり、予報があいまいぎみに。その気弱さが、さらにハズレを招くという、負のスパイラルに落ちた。

一番、ハズレ感が大きかったのが、木曜（10日）夜〜金曜朝。雪が降るかもと言ってたのに、東京はまったく降らず、雨のままだった。

雪に備えたかた、ごめなさい。雪を楽しみに待っていたかた、すみません。

冬のあいだ、雪の「降る降るサギ」とよく言われたが、冬の終わりまでやってしまった。

汚名をはらす機会がほしい！

でも、ほんとに降るってなったら、それはそれで大変なんですけど。

先週は、日々の予報はボロボロだったが、「一週間単位」の予報は、けっこう当ててた。

先週は、「週後半に冬が意地をみせる、寒くなる」という予報を出していた。

ほらね、寒くなったでしょ。まだまだ、ぶ厚いコートとか真冬の服の人を見かけることが多かった。

スポーツできわどいプレーのときに、審判にちゃんとアピールして、自分の点数にするのも技術のうち。

同じく、当たったことをちゃんとアピールすることも、気象予報士に必要なテクニック。

もちろん、嫌みにならないように、さりげなくアピールするのがポイント。

ここに書いてる時点で、僕はあまり上手くないのかもしれません。

このところ、やたらと曇りや雨の日が多いが、しばらく天気がグズつくのは、季節変わりの証拠。
わがままな子供のように、グズってからでないと前に進もうとしない、それが季節だ。

そんなグズり期間は、ようやく終了。
いま居座っている寒気が去れば、西からやってくる春の高気圧が、晴天と暖かい空気を運んでくる。

週なかばにかけて、気温は上がる一方。木曜（18日）頃は、4月なみ、5月前半なみの暖かさのところも出てきそう。

その暖かさで、桜は開花にむかって、どんどん成長。今週末には、関東か九州北部あたりから、開花の便りが届く！…はず。

結果は来週！

今回は勝負にいってます。

と言っても、僕の勘ではなく、ウェザーマップのさくら開花予想です。

7年ほど前までは、各局の気象予報士が経験などをもとに予想を出していたんですが、最近は、やらなくなりましたね。
それだけ、コンピューターの予測が当たるんですよ。

気温経過と今後の気温予測を入力して計算させると、この時期だと、予想の誤差は平均で1〜2日以内におさまるんですよね。

その計算式を考えるのもすばらしいですが、桜は他の花より、気温に素直に反応するというのも大きいですね。

満開まで一週間くらいなので、今年は3月中から見頃を迎えそうです。

来週の記事の頃には、もう結果が出ていますね。

ちなみに、東北のある観光名所では、桜が早く咲きすぎて、大型連休に散ってしまっていると困るということで、桜の開花が早い年は、桜の根もとに雪を置いたこともあるそうですよ。
気温を下げて、早く咲かないように試みたんですね。

3月18日頃に東京で、観測用の桜の下に雪を置いている人がいたら、僕かもしれません。

先週の問題は、こちらでした。
正解と次の問題は、来週アップします！

追加のヒントは、「高気圧・低気圧の速度もヒントになります」です。

解答はこちらから↓