西武鉄道、「風景に溶け込む」新型特急を導入へ…2018年度運行開始
鉄道 企業動向
発表によると、新型特急車両の導入数は8両編成7本で、2018年度からの運行開始を予定。日立製作所が製作を担当する。デザインコンセプトは「都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込む特急」「みんながくつろげるリビングのような特急」「新しい価値を創造し、ただの移動手段ではなく、目的地となる特急」の三つ。「特急だけが風景の中で目立つのではなく、風景と共にあるような特急」を目指すという。
デザインコンセプトの策定や外観・内観のデザインは、建築家の妹島和世さんに依頼した。妹島さんは「建築界のノーベル賞」と言われるプリツカー賞を受賞しており、これまでに金沢21世紀美術館(金沢市)などを手がけている。
妹島さんが鉄道車両のデザインを手がけるのは、これが初めて。「建築と一番違うのは、いろいろな場所を走ることが出来ることだと思います。秩父の山の中や都心の街の中と、いろいろな風景の中を走る特急が、やわらかく、その風と共にあるようになれたら良いなと思いました」とコメントしている。
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