劇団員殺害事件 逮捕の男が殺害認める供述始める

3月14日 14時02分

去年、東京・中野区のマンションで、劇団員として活動していた２５歳の女性が殺害された事件で、逮捕された男が「私が殺しました」などと殺害を認める供述を始めたことが警視庁への取材で分かりました。警視庁は２人の接点や事件のいきさつを調べています。

この事件は去年８月、東京・中野区のマンションで、劇団員として活動していた加賀谷理沙さん（当時２５）が、首を絞められて殺害されているのが見つかったものです。警視庁は、当時、近くに住んでいた、福島県矢吹町の戸倉高広容疑者（３７）を殺人の疑いで逮捕し調べを進めています。
警視庁によりますと、戸倉容疑者は当初、「加賀谷さんは全く知らない」などと容疑を否認していたということですが、その後の調べに対し、加賀谷さんの殺害を認める供述を始めたことが、警視庁への取材で分かりました。警視庁によりますと、調べに対し戸倉容疑者は「私が殺しました。責任を取ります」と供述しているということです。
これまでの調べで２人に面識はなかったとみられ、警視庁は、戸倉容疑者が一方的に知っていた可能性があるとみて接点や事件のいきさつを捜査しています。