兄弟そろってドラえもん好き
長男が映画館デビューしたのは昨年、1年生になってからです。
次男も同じ頃まで映画館には連れていかない予定だったのですが、今回見ようと思ったのがこれだったので。
「ぶん殴る」
「ぎったぎたの、めっためたにしてやる」
など、ジャイアン語で喧嘩するほどドラえもんが大好きな次男を置いて、長男と2人だけでは観られません。
最近は、新バージョンのスネ夫の歌まで歌っています。
「調子合わせておべんちゃら」とか
「ラジコン壊された」とか。
ただ、上映されている2時間、次男がちゃんと座っていられるのかが心配で。
家でテレビ放映されたドラえもんの映画を見ているときも、次男だけふらふら~っと立ち上がって別の遊びを始めてしまいます。
「映画館ではおしゃべりできないんだよ」
「映画が終わるまでずーっと座っているんだよ」
と、映画に行くことが決まってからは、私と長男と2人がかりで、繰り返し説明。
気まぐれな次男なので、やっぱり行かな~い、と言い出すかしら?とも思ったのですが、
「大丈夫だよ~」
「日本誕生、見に行く~♪」
と、珍しく素直。
めでたく映画デビューとなりました。
映画館に動じない次男
軽く昼を済ませ、飽きたときの対策にポップコーンを購入。トイレを済ませて、いざ出陣です。
映画館デビュー記念で、ドラえもんポップコーンセットを購入、特製ケース入り、ドリンク付で950円也(次男の首からぶら下がっているもの)。
こういう場所でポップコーンを買うのは初めてですが、ものすごい量が入っているのですね!
昼を軽めにして、3人で分けあって食べても上映中には食べきれませんでした。
周りを見渡すと、未就学児もかなり多かったので一安心。小学生位までのお子さんが6割位、残りはその保護者、という感じ。
同じ列に1人で見に来ていた若い男性もいました。うちの次男がうるさくてご迷惑になりませんように…(^-^;
子供用の、座席を底上げするクッションに喜び、足をバタバタ。「バタバタしちゃダメだよ」と注意すると、ニマ~っと笑ってごまかします。
映し出される予告編に「ドラえもんやらないの?」と不思議そう。
始まってからも「すげー」とか、「美味しそう」とか、感想が全て声に出てしまうので、口をふさいで「喋っちゃダメだよ~(汗」と繰り返してようやく黙って見始めました。
周りの幼児さんもみんなそんな感じで、大人向けの映画よりはお喋りに寛容な雰囲気ではありましたが、それまでしばらく黙っていた次男が
敵方の主役、ギガゾンビ登場の重要なシーンで
「やっと出た~♪」
と、言っちゃった時には、焦りました。
次男の横の席は小学3年生位の男の子たちで、すごく集中しているようだったので、迷惑だったろうなぁ…。
そんな母の緊張も知らず、まるで自宅のように寛ぎながら楽しんでいる次男でした。
クライマックス直前で猛烈な眠気に襲われる
子供の頃、母と弟と3人で、ドラえもんの映画を映画館で何度か観ていました。
今回の日本誕生のオリジナルも映画館で見た記憶があります。
その頃不思議だったのが、一番面白いシーンになると母が寝てしまうこと。
映画が終わる頃には起きていて、
「お母さん、映画つまらなかった?」
と聞くと
「そんなことないよ」
と答えるのに。
何で寝ちゃうんだろうなぁ、勿体ないなぁ、と思っていました。
それなのに、まさか、私も寝てしまうとは。
次男も食い入るように見始めて安心し、
ポップコーンでお腹もいっぱい、
館内のエアコンも暖かく、
ふわふわ~っとして、
雪山のシーンだったはずが、
気づいたらギガゾンビとの最終対決でした…。
ショック…。
母もこんな気持ちだったのでしょうか。