トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

「現・鑑定団」に「惜別感ない」 石坂浩二、「新・鑑定団」で会見

2016年3月13日 紙面から

新番組の意気込みを語る石坂浩二=東京都品川区で(稲岡悟撮影)

写真

 俳優の石坂浩二(74)が12日、東京都品川区のテレビ東京天王洲スタジオで、BSジャパン新番組「開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン」(4月7日スタート、木曜午後9時)の初回収録後に会見した。

 石坂は、放送開始から22年間メーン司会を務めたテレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」(火曜午後8時54分)を今月いっぱいで降板。番組プロデューサーとの確執から発言場面がほとんどカットされているなどの騒動が注目を集めた。

 この日は初回と第2回の放送分を収録。初回はさまざまな石を集めている女優のとよた真帆と、ブリキ看板コレクター、3万体のバービー人形を持っているコレクターらをゲストに迎え、「石坂さんのトークが遺憾なく発揮された」(制作サイド)という。

 会見に現れた石坂も終始晴れやかな表情。「すごく楽しめた。やってみたいというものに近い番組ができた」と胸を張った。

 22年間出演した番組を離れる気持ちを問われた際も「こういうものが、あの番組から必然的に生まれてくるはずだった。『(現)鑑定団』の兄貴分的なものになりたいので惜別感はない。お宝をこんなふうに掘り下げることもできるというのをやってみたい」と意気込んだ。

 一方、「今回ゴチョゴチョッとしまして、皆さんにご迷惑をおかけ…したんじゃなくて、僕が迷惑を受けた」と騒動にも言及。「新・鑑定団」は「現・鑑定団」と同じテレビ東京のプロデューサーや制作会社が担当するが、石坂と確執が取りざたされた制作会社プロデューサーら一部スタッフは、「新・鑑定団」から外れて新たなスタッフに交代しているという。

 制作陣との関係を問われた石坂は「同じ会社で一緒にやってるので仲良くもへったくれもない。関係ない」とキッパリ。“発言カット”問題にも「今度は(私とゲストが)討論する番組なので、私をカットすると(ゲストの)独演会になっちゃう」と余裕を見せた。

 写真撮影の際、報道陣からガッツポーズを求められ「(出しゃばり過ぎると)また終わっちゃうよ〜」と意味深な言葉を発する場面もあった。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ