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大島議長 アダムズ方式導入を今週中に明確化を3月14日 11時26分
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衆議院の選挙制度の見直しを巡って、大島衆議院議長は、自民党の谷垣幹事長と会談し、「アダムズ方式」と呼ばれる、都道府県に小選挙区の数を割りふる計算式を導入する方針を今週中に明確にするよう求めました。
衆議院の選挙制度の見直しを巡って、民主党や公明党などは、「アダムズ方式」と呼ばれる都道府県に小選挙区の数を割りふる計算式を、速やかに導入するよう主張しているのに対し、自民党は、「アダムズ方式」を導入せず、まずは去年の簡易国勢調査に基づいて、小選挙区の区割りを見直して対応すべきだと主張しています。
こうしたなか大島衆議院議長は、14日国会内で自民党の谷垣幹事長と会談し、「これまでの経緯を踏まえて、今週中に党として意見集約して欲しい」と述べ、「アダムズ方式」を導入する方針を今週中に明確にするよう求めました。これに対して、谷垣氏は、今週、党内で議論すると伝える一方で、「『アダムズ方式』を導入すれば東日本大震災の被災地で議席が減るなど問題点がある」と指摘しました。
このあと、大島議長は記者会見で、「現時点で、議長裁定を行うことを考えているわけではなく、各党が合意できるよう調整役を果たしたい」と述べました。一方、谷垣氏は、「今までの経緯から見ても、結論は出さなければいけないが『アダムズ方式』の問題点を改善していく道筋がありえないか、党内で煮詰める必要がある」と述べました。
こうしたなか大島衆議院議長は、14日国会内で自民党の谷垣幹事長と会談し、「これまでの経緯を踏まえて、今週中に党として意見集約して欲しい」と述べ、「アダムズ方式」を導入する方針を今週中に明確にするよう求めました。これに対して、谷垣氏は、今週、党内で議論すると伝える一方で、「『アダムズ方式』を導入すれば東日本大震災の被災地で議席が減るなど問題点がある」と指摘しました。
このあと、大島議長は記者会見で、「現時点で、議長裁定を行うことを考えているわけではなく、各党が合意できるよう調整役を果たしたい」と述べました。一方、谷垣氏は、「今までの経緯から見ても、結論は出さなければいけないが『アダムズ方式』の問題点を改善していく道筋がありえないか、党内で煮詰める必要がある」と述べました。