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(10月7日)
【首都スポ】関東選抜A 9年ぶりV王手 大学サッカー対抗戦2016年3月6日 紙面から
◇第30回デンソーカップチャレンジ<準決勝> 関東選抜A 2−0 北海道・東北選抜大学サッカーの選抜チーム対抗戦、第30回デンソーカップチャレンジは5日、KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園内の各会場で、準決勝と順位決定予備戦を2試合ずつ行い、6日の決勝には関東選抜Aと関西選抜が進出した。関東選抜Aは2−0で北海道・東北選抜に勝利。0−0で折り返した後半に、FW山本哲平(慶大3年・国学院久我山)とMF小林大地(早大3年・流通経大柏)がゴールを決めた。順位決定予備戦では、全日本選抜が東海・北信越選抜を、関東選抜Bが中国・四国選抜をそれぞれ退けた。勝った両チームは6日の3位決定戦で対戦する。 スッキリと勝った。1回戦では辛くもPK勝ちだった関東選抜Aがこの日の準決勝では2−0の快勝劇を演じ、9年ぶりのタイトル奪還に王手をかけた。 先制ゴールをもたらしたのは今大会初先発の山本だった。「自分が点を取った上で、きょうはPK戦にならないようにして勝ちたいと思っていました」との意気込みが、その通りになった。 後半開始早々の1分、味方のシュートが左ポストにはじかれたところに勘良く詰め、右足で押し込んだ。背番号「17」のストライカーはニッコリとほほ笑み、「うまく転がってきました。やったあという感じで素直にうれしかったですし、フォワードとしての責任を果たせたかなと思います」と喜んだ。 リードした後は守勢に回る時間帯もあったが、終盤の同42分に貴重な追加点が生まれた。右からの折り返しに対し、MF小林が捨て身のダイビングヘッドでねじ込んだ。 左利きの司令塔は「あれで勝利を確信することができました」と振り返った。公式戦での自身の得点は昨年5月30日に行われたアミノバイタルカップ1回戦の城西国際大戦以来で、280日ぶりとなる。「去年は点を取る取るって言い続けたのになかなか取れませんでした。ここで超久々に決めることができて本当に良かったです」と胸をなで下ろした。 決勝の相手は、1回戦でPK戦の末に関東選抜Bを破った、関西選抜に決まった。そのPK戦では小林の早大での同僚、相馬勇紀(1年・三菱養和SCユース)がGKに止められ、これが命取りとなった。「自分が後輩のミスを帳消しにします。勝って優勝します。間違いないです」と、先輩は“敵討ち”を遂げての大会制覇を力強く誓った。 (関孝伸) ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中 PR情報
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