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消費者庁長官ら 徳島で勤務の実証実験始める3月14日 12時00分
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政府が地方創生に向けて検討を進めている消費者庁の徳島県への移転を巡り、移転に伴う課題を検証しようと、消費者庁の板東長官ら職員10人が、14日から4日間徳島県で勤務する実証実験が始まりました。
消費者庁の地方移転を巡る実証実験は、高速のインターネット環境が整った徳島県神山町の民間の施設などで14日から4日間行われます。実験をはじめるにあたり、消費者庁の板東長官は、まずテレビ会議システムを使って徳島県庁にいる飯泉知事にあいさつし、飯泉知事は「距離を超越した新しい働き方を体感して欲しい」と述べました。
今回の実験には、板東長官をはじめ、消費者安全課や消費者制度課など8つの部署の課長補佐や係長ら合わせて10人が参加し、東京から離れた場所でもふだんどおりに業務を進められるか検証します。
消費者庁を巡っては、政府が地方創生に向けて、誘致の要望がある徳島県に移転させるかどうか検討する一方、消費者団体などは、各省庁との連携や緊急時の対応に課題が多いとして地方への移転に反対していて、政府は、今回の実証実験の結果などを踏まえながらことし8月末までに結論を得ることを目指しています。
今回の実験には、板東長官をはじめ、消費者安全課や消費者制度課など8つの部署の課長補佐や係長ら合わせて10人が参加し、東京から離れた場所でもふだんどおりに業務を進められるか検証します。
消費者庁を巡っては、政府が地方創生に向けて、誘致の要望がある徳島県に移転させるかどうか検討する一方、消費者団体などは、各省庁との連携や緊急時の対応に課題が多いとして地方への移転に反対していて、政府は、今回の実証実験の結果などを踏まえながらことし8月末までに結論を得ることを目指しています。