男子五輪代表はリオで第１シード　ブラジルとの同組回避が濃厚

　リオデジャネイロ五輪のサッカー男子の組み合わせ抽選で、日本が「第１ポット」に入った。１３日、複数の関係者が語った。事実上の“第１シード”扱いとなり、１次リーグで開催国ブラジルとの同組を回避できることが濃厚となった。

　ポットとは、予選リーグの参加国を実力に応じて４つに分けたグループのことで、最強グループが第１ポット。予選リーグを構成する１つの組に強豪国が偏らないように、各組は第１ポットから第４ポットまでの４カ国で構成される。

　実力ポット分けは０４年アテネ五輪までの過去３大会の成績をポイント換算して決定され、１２年ロンドン五輪で４位となり、１月のアジア最終予選を兼ねたＵ−２３アジア選手権を制した日本が、アジア王者として第１ポットに入った。

　サッカー男女の組み合わせ抽選はリオデジャネイロのマラカナン競技場で現地時間４月１４日に行われる。