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ブルーインパルス、春日井市が中止要請するも小牧基地航空祭に参加

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離陸するブルーインパルス=13日午後、愛知県豊山町、小川智撮影 | 朝日新聞社 / 小川智撮影
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ブルーインパルス編隊飛行 愛知・小牧基地、地元は反対

航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)で13日にあった航空祭で、松島基地(宮城県)所属の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」が編隊飛行をした。地元の春日井市などは「住宅密集地に近い」などとして昨年に続き中止を求めていた。

この日は6機が編隊を組み、スモークでさくらや大きなハートを描いた。昨年と同様、宙返りなどの曲技飛行はしなかった。飛行時間は昨年より数分長い約25分だった。

空自は、ブルーインパルスを東日本大震災からの復興の象徴と位置づけ、飛行に反対する地元には、「総合的に判断して実施する」と説明していた。

44年ぶりの昨年の飛行の際には春日井市、小牧市、豊山町が「2市1町の総意」として中止を申し入れた。今月7日には、春日井市と市議会、住民による協議会が「絶対に容認できない」と抗議していた。13日、伊藤太・春日井市長は「地域住民の理解を得ないまま実施したことは非常に残念だ」とコメントした。

小牧基地によると、航空祭への来場者は6万6千人で、昨年の7万3千人を下回った。(松下和彦)

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編隊飛行するブルーインパルス=13日午後、愛知県豊山町、小川智撮影(c)朝日新聞社

(朝日新聞デジタル 2016年3月13日20時47分)

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(朝日新聞社提供) 

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