あなたが不動産に関わるとき「壁面線の制限」という言葉を聞くかもしれない。
あなたの不動産の両隣を含めて、街並みの建物のつら(=面)が綺麗に揃っている場合、その不動産は壁面線の制限を受けている可能性がある。
ここでは壁面線の制限について説明する。
壁面線の制限とは?
上記の写真は、大阪のキタとミナミを結ぶメインストリート「御堂筋」の写真だ。御堂筋を挟んで、ビルが一直線上にきれいに並んでいるのがわかる。これは壁面線の制限を受けているからだ。

壁面線の制限の指定を受けると、建物の壁もしくはこれに代わる柱、または高さ2mを超える門や塀は原則として壁面線を越えて建築することができない。
一定の要件のもと、ある街区における建築物の位置を整えるため、特定行政庁により壁面線の指定がされた街区内においては、建築物の外壁・柱または高さ2mをこえる門もしくはへいは、原則として壁面線を越えて建築することはできない。
(建築基準法第46条・第47条)
上記の御堂筋は、大阪市の「御堂筋本町北地区」「御堂筋本町南地区」という地区計画内にある。
壁面線の制限は以下の通りとなっている。
もし、物件を調査する上で、あなたの不動産の両隣を含めて、街並みの建物のつら(=面)が綺麗に揃っている場合は役所で「壁面線の制限」があるかどうか聞く必要がある。
外壁後退と壁面線の制限の違い
外壁後退の場合は、道路側だけでなく隣地を含めて全ての境界線から後退する必要があるが、壁面線は道路境界線からの後退のみの制限だ。
