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【ゴルフ】

新人の三ケ島が4位タイ発進 父娘で二人三脚

2016年3月12日 紙面から

9番、ティーショットを放つ三ケ島かな=高知・土佐CCで(神代雅夫撮影)

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 ▽11日、高知県香南市・土佐CC(6217ヤード、パー72)▽晴れ、気温12・8度、風速7・9メートル▽賞金総額8000万円、優勝1440万円▽107選手(うちアマ5人)▽観衆2162人

 今季のキュートなツアールーキー第1弾! 19歳の三ケ島がV戦線に飛び出した。

 10番からスタート。13番で6メートルのパットを決めてバーディー先行すると、16番では10メートルを「すごい強く打っちゃったのがカップ向こうに“壁ドン”で入ってくれました」。折り返して3番パー5では残り130ヤードの第3打を9番アイアンで2メートルにつけ、3つめのバーディー奪取。7番で1つボギーを献上したが、70にまとめて4位発進だ。

 「今日はファーストパットのタッチが合わなくて、3メートルの返しを入れた“ガッツパー”もありました。先週は緊張したけど、それもだいぶ和らいできてます」。昨春福岡・沖学園高を卒業。7月の最終プロテストでは最終日に76をたたき、2打差で涙をのんだが、ファイナルQTでは堂々5位に食い込み、今季の出場権を得た逸材だ。「今年もプロテストに再挑戦しながら、ツアーに出ます」という。父でコーチ役の直さん(45)をキャディーに、父娘でシード権獲得も目指している。

 昨秋のステップ・アップ(LPGA下部)・ツアー、フンドーキンレディースでは、日本女子オープン予選にプロとしてエントリーしたため、アマチュア資格を喪失していたにもかかわらず出場、試合後、成績から名前が抹消されるという憂き目にも遭ったが、オフにはプロ野球・横浜DeNAの三浦大輔投手(42)の自主トレに参加する貴重な体験も。「私、野球に触れたの自体初めてで。キャッチボールとバッティング、それに打ったのを拾うヤツ…。あ、ノック、それです。それもやりました」という。

 ちょっと天然!? それがまた興味をそそる。 (月橋文美)

 

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