参院選、元宜野湾市長擁立を確認

沖縄知事支持派

2016/3/9 11:09

 共産、社民両党など沖縄県の翁長雄志知事を支援する11組織でつくる参院選の候補者選考委員会は9日、沖縄選挙区(改選数1)に元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)を擁立することを確認した。

 沖縄選挙区は政府と県の対立が続く米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非が争点で、伊波氏と島尻安伊子沖縄北方担当相(51)との事実上の一騎打ちとなる見通しになった。

 選考委は伊波氏の擁立を昨年9月に固めていたが、今年1月の宜野湾市長選で、翁長氏が支援した候補者が敗れたのを受け、選挙戦で指揮を執った伊波氏の見直しを含めた議論がなされていた。