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中国に関する発言者を別人と誤記、ケント・ギルバート氏著書 「初歩的な間違い」と出版社
1月に発売されたタレント、ケント・ギルバート氏の著書「やっと自虐史観のアホらしさに気づいた日本人」(PHP研究所)で、中国に関し紹介した内容の発言者を別人と誤記していたことが8日、分かった。同社は「初歩的な間違いだった。関係者に対して申し訳ない」としている。
PHP研究所によると、同書はライターがギルバート氏にインタビューしてまとめた。ギルバート氏が「KAZUYA」の発言として説明したのに、ライターが「かじや」と聞き間違い、関係者がネットで検索。中国経済を専門とする神戸大大学院の梶谷懐教授と勘違いし「神戸大学の梶谷懐先生によると、PRC(中華人民共和国)はヨーロッパでも反日工作をかなり強めているようです」と記載した。
梶谷教授が2月、同社に抗議したことで発覚した。