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覚せい剤の葉山町議を保釈

カナロコ by 神奈川新聞 3月10日(木)22時24分配信

 覚せい剤取締法違反(所持)の罪で起訴された葉山町議の細川慎一被告(41)=同町堀内=は10日、保釈保証金150万円を納付し、保釈された。町民らに向けた謝罪のコメントを発表するとともに、町議会には本会議の欠席届を提出。議員辞職せず、町議を続ける意向を示しているとみられる。

覚せい剤の葉山町議を保釈

 細川被告は午後5時過ぎ、勾留されていた横浜市中区の加賀町署を出た。スーツ姿で「申し訳ございませんでした」と述べ、深々と頭を下げた。集まった報道陣の問い掛けには応じず、迎えの車に。その後、「葉山町の皆さま、葉山町議会の方々に多大なご迷惑を掛けたことをおわび申し上げます。今後については、あらためて私の考えを皆さまにお伝えする予定です」とするコメントを出した。

 同被告に対する辞職勧告決議案を全会一致で可決している町議会には、11日の本会議を欠席すると届け出た。公選法では失職の要件について、禁錮以上の刑が確定(執行猶予を除く)などと規定している。

 同被告は県警の調べに、「トップ当選の期待に応えなくてはという重圧を感じ、約1年前から月1回、2カ月前からは週1回ほど使用した」などと供述、9日に使用容疑で追送検された。

最終更新:3月10日(木)22時24分

カナロコ by 神奈川新聞

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