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防衛省 ベトナム軍対象に研修会へ 中国けん制3月14日 4時40分
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防衛省は今週、ベトナム軍の担当者を対象にした国連のPKO活動に関する研修会を開くことになり、南シナ海で海洋進出を強める中国と対立するベトナムとの防衛協力を強化することで、中国をけん制するねらいもあるものとみられます。
ベトナムとの防衛協力を巡っては、去年11月に中谷防衛大臣がベトナムを訪問した際、PKO分野での協力や軍隊の能力向上への支援を強化することで合意しています。これを受けて防衛省は今週、ベトナム軍の担当者をニューヨークにある国連本部に招き、PKO活動に関する研修会を開くことになりました。
防衛省によりますと、ベトナム軍の部隊がPKO活動に参加したことはないということで、研修会ではPKO活動を担当する統合幕僚監部の自衛官や国連の職員が、活動に参加する際に必要な調整事項や手続きなどについて説明を行うことにしています。
ベトナムとの防衛協力を巡っては、去年11月の合意を踏まえ、来月訓練航海を行う海上自衛隊の護衛艦が南シナ海に面するカムラン湾に寄港する方向で調整も進めており、防衛省としては、南シナ海で海洋進出を強める中国と対立するベトナムとの防衛協力を強化することで、中国をけん制するねらいもあるものとみられます。
防衛省によりますと、ベトナム軍の部隊がPKO活動に参加したことはないということで、研修会ではPKO活動を担当する統合幕僚監部の自衛官や国連の職員が、活動に参加する際に必要な調整事項や手続きなどについて説明を行うことにしています。
ベトナムとの防衛協力を巡っては、去年11月の合意を踏まえ、来月訓練航海を行う海上自衛隊の護衛艦が南シナ海に面するカムラン湾に寄港する方向で調整も進めており、防衛省としては、南シナ海で海洋進出を強める中国と対立するベトナムとの防衛協力を強化することで、中国をけん制するねらいもあるものとみられます。