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ガザ地区で東日本大震災の復興願いたこ揚げ
3月13日 21時27分

ガザ地区で東日本大震災の復興願いたこ揚げ
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イスラエルとの対立で厳しい生活が続くパレスチナ暫定自治区のガザ地区で、東日本大震災から5年がたつのに合わせて子どもたちが一斉にたこを揚げ、日本の被災地の復興を願いました。
パレスチナのガザ地区では、日本が国連などを通じて積極的に支援を続けている縁で、東日本大震災が起きた翌年の2012年以降、毎年子どもたちが集まって日本の被災地の復興を願ってたこ揚げをしています。
ことしも13日、日本の支援で住宅などが建設された「日本地区」と呼ばれる地域の広場に1000人を超える地元の小学生や中学生が集まり、たこ揚げが行われました。なかにはパレスチナと日本の旗をつけた大だこもあり、子どもたちが走ったり糸を巧みに引いたりすると、たくさんのたこが大空にゆらゆらと舞いました。
ガザ地区では、おととし夏のイスラエル軍の地上侵攻のあともイスラエルとエジプトによる封鎖が続き、破壊された町の再建が遅れ人々は厳しい生活を強いられています。
たこ揚げに参加した女の子は「私たちがともにいるということを日本の子どもたちに伝えたいです」と話していました。

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