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トルコの繁華街で大きな爆発 27人死亡3月14日 5時07分
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トルコの首都アンカラの繁華街で13日大きな爆発があり、これまでに27人が死亡、75人がけがをしました。
トルコの首都アンカラ中心部の繁華街、クズライ地区で13日午後7時前、日本時間の14日午前2時前、大きな爆発がありました。地元の当局によりますと、これまでに27人が死亡したほか75人がけがをしました。
現場は飲食店や商店が集まる繁華街のバス停の近くで、現場からの映像には、窓ガラスが割れドアが大きく壊れた自動車や、地面に壊れた物の破片などが散乱していている様子が映し出されています。また、多くの救急隊員たちがけが人の救助に当たり、現場は騒然とした状態となっています。
治安当局は、現場近くで車1台が爆発したとみて、さらに詳しく調べています。
アンカラでは去年10月、鉄道の駅の近くで男2人が爆弾を爆発させて100人以上が死亡するテロ事件が起きたのに続き、先月17日には軍の兵士を乗せたバスに爆弾を積んだ車が近づいて爆発し29人が死亡する事件が起きたばかりです。
事件を受けてトルコ政府は、メディアに対し政府の公式発表以外の情報や現場近くの映像を伝えないよう求めるなど、爆発事件の影響に神経をとがらせている様子がうかがえます。
現場は飲食店や商店が集まる繁華街のバス停の近くで、現場からの映像には、窓ガラスが割れドアが大きく壊れた自動車や、地面に壊れた物の破片などが散乱していている様子が映し出されています。また、多くの救急隊員たちがけが人の救助に当たり、現場は騒然とした状態となっています。
治安当局は、現場近くで車1台が爆発したとみて、さらに詳しく調べています。
アンカラでは去年10月、鉄道の駅の近くで男2人が爆弾を爆発させて100人以上が死亡するテロ事件が起きたのに続き、先月17日には軍の兵士を乗せたバスに爆弾を積んだ車が近づいて爆発し29人が死亡する事件が起きたばかりです。
事件を受けてトルコ政府は、メディアに対し政府の公式発表以外の情報や現場近くの映像を伝えないよう求めるなど、爆発事件の影響に神経をとがらせている様子がうかがえます。
日本大使館 “日本人巻き込まれたという情報なし”
トルコの首都アンカラにある日本大使館では、爆発事件を受けて対策本部を設置し情報収集を進めていますが、これまでのところ日本人が巻き込まれたという情報はないということです。
また、トルコに暮らす日本人に向けて一斉にメールを送り、現場付近に近づかないよう注意を呼びかけたということです。
また、トルコに暮らす日本人に向けて一斉にメールを送り、現場付近に近づかないよう注意を呼びかけたということです。
テロが相次ぐトルコ
トルコではことしに入ってからクルド系組織や過激派組織IS=イスラミックステートなどによるテロが相次いでいます。
ことし1月には、イスタンブールの旧市街にある観光地でISによるものとみられる自爆テロ事件があり、ドイツ人10人が死亡しました。
また、その翌日には南東部のディヤルバクルにある警察本部の玄関前で車が爆発し、市民3人を含む5人が死亡し、当局はクルド系組織による爆弾テロとみて捜査しています。
このほか先月17日にも、首都アンカラの中心部で軍の兵士を乗せたバスに爆弾を積んだ車が近づいて爆発して兵士など29人が死亡し、トルコ国内のクルド系過激派組織が、爆発事件の犯行を認める声明を出しています。
ことし1月には、イスタンブールの旧市街にある観光地でISによるものとみられる自爆テロ事件があり、ドイツ人10人が死亡しました。
また、その翌日には南東部のディヤルバクルにある警察本部の玄関前で車が爆発し、市民3人を含む5人が死亡し、当局はクルド系組織による爆弾テロとみて捜査しています。
このほか先月17日にも、首都アンカラの中心部で軍の兵士を乗せたバスに爆弾を積んだ車が近づいて爆発して兵士など29人が死亡し、トルコ国内のクルド系過激派組織が、爆発事件の犯行を認める声明を出しています。