ジョージ・マーティン、ビートルズでの功績を振り返る


Category 洋楽アーティスト別
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586: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 07:17:41.10 ID:???0.net

1963年2月20日、ビートルズメンバー不在でピアノのオーバーダビングが行われた。ピアノをプレイしたのはプロデューサーであるジョージ・マーティン卿。


POST PUNK 1978-1982 世界を拡張した5年間



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引用元: ジョージマーティンが亡くなったそうです



586: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 07:17:41.10 ID:???0.net

1963年2月20日、ビートルズメンバー不在でピアノのオーバーダビングが行われた。ピアノをプレイしたのはプロデューサーであるジョージ・マーティン卿。

シンプルな曲調にもかかわらず、ベーシックテイクは11を数え、最終的にオーバーダビングを加えた第16テイクが採用された。

http://www.youtube.com/watch?v=j_aoWTNdHwY
The Beatles- Misery (take 1-6)





587: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 07:22:04.59 ID:???0.net

作曲当時、ロイ・オービソンの「Only the Lonely」を彷彿とさせるスローテンポの楽曲だったが、プロデューサーのジョージ・マーティン卿のアイデアでテンポをアップしたという。
https://www.youtube.com/watch?v=Oe-BPE5ilR0
The Beatles - Please Please Me (2009 Mono Remaster)





588: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 07:26:34.80 ID:???0.net

そして1962年9月11日。リンゴのドラムに不満を覚えたプロデューサー、ジョージ・マーティン卿はセッション・ドラマーであったアンディ・ホワイトをこの日のセッションに呼んだ。彼は当時32歳。メンバーよりかなり年上だった。
この日、リンゴはかわいそうにコントロールルームの隅にぽつんと座っていたそうである。
せめてもの、という事なのかリンゴはこの日のセッションで「ラヴ・ミー・ドゥ」ではタンバリンを。
同日録音された「P.S.アイ・ラヴ・ユー」ではマラカスをプレイした。
https://www.youtube.com/watch?v=GFvZiHCFJXA
The Beatles - Love Me Do





589: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 07:32:56.62 ID:???0.net

「レヴォリューション9」冒頭の会話は
ジョージ・マーティンとアリステア・テイラーのものだってな





590: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 07:33:33.89 ID:???0.net

「プリーズ・プリーズ・ミー」のレコーディングセッションにあたる1963年2月11日(日曜日)、
アビイ・ロード第2スタジオにて録音されている。
この曲は3テイク録音されて、2月20日にジョージ・マーティンによりチェレスタとピアノが重ねられたが、
結局ピアノは使われずにチェレスタの音色が採用された。
https://www.youtube.com/watch?v=DzdVKlJwKoM
The Beatles - Baby It's You (2009 Mono Remaster)





591: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 07:43:06.08 ID:???0.net

The Beatles - You've Really Got A Hold On Me (2009 Stereo Remaster)

使用楽器

Gibson J-160E(John)
Höfner Bass (Paul)
Gretch Duo Jet(George)
Ludwig (Ringo)
Piano (George Martin)



Gibson J-160E(John)
Höfner Bass (Paul)
Gretch Duo Jet(George)
Ludwig (Ringo)
Piano (George Martin)





592: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 07:45:23.92 ID:???0.net

少し間を置いて、1963年9月30日。
この日、ビートルズメンバーは休暇を取ってイギリス国外にいたために、
プロデューサーのジョージ・マーティン卿が編集作業を加える。
(第7テイクにハモンド・オルガンをオーバーダブ。
何度か録音を試みた後に、第13テイクがベストと判断された。)
https://www.youtube.com/watch?v=1HnlTAGk_mQ
The Beatles: With The Beatles- I Wanna Be Your Man *lyrics in description*





593: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 07:47:35.16 ID:???0.net

録音日は1963年9月11日。
第1~第5テイクをベーシックトラックとして録音して、
6~9をオーバーダブ(ジョンのダブルトラッキング用の
ヴォーカルとジョージ・マーティン卿のピアノ)セッションにあて、
最終的に第5テイクに第9テイクを重ねた物が採用された。
https://www.youtube.com/watch?v=wdWJYoPo_DE
The Beatles - Not a Second Time (2009 Mono Remaster)





594: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 07:50:00.01 ID:???0.net

1963年7月30日にジョージ・マーティン卿のピアノを再レコーディング。
この日は14テイクまで重ねるも、未完成。

1963年9月30日、ビートルズは休暇で不在の中、マーティン卿はさらにピアノを2テイク録音。
https://www.youtube.com/watch?v=6vH3lBI5Arc
The Beatles Money (That's What I Want)





595: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 07:52:15.11 ID:???0.net

「ビートルズ・レコーディング・セッション」によると、トラック1にはベーシックリズム、
トラック2にはジョンのヴォーカル、トラック3にはジョンとポールのヴォーカルと、
ボンゴ、ドラムス(カウベル?)、アコギ。
トラック4にエンディングギターとジョージマーティンのピアノを割り振ったらしい。
https://www.youtube.com/watch?v=Ag8_cfmjdD4
The Beatles - A Hard Days Night [HD]





596: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 07:56:09.29 ID:???0.net

サントラとはいえ、このアルバムのB面収録曲は映画本編では未使用のために、映画では使用されていない。
ジョンがリードヴォーカルをとっている。
サビの2コール目はジョンにとってキーが高いために、その部分のみポールが歌っている。


Gibson J-160E(John)
Höfner Bass (Paul)
Classical Guitar(George)
Rickenbacker 360-12 (George)
Ludwig (Ringo)
Piano (George Martin)
https://www.youtube.com/watch?v=vjr9XOviDSw
The Beatles - Any Time at All





597: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 07:59:43.66 ID:???0.net

シングル(キャント・バイ・ミー・ラヴのB面)としてリリースされた後の1964年5月22日。
ジョージ・マーティンがピアノをオーバーダビングした第10テイクが作られるが、リリースはされなかった。
https://www.youtube.com/watch?v=JSP7DLlQBok
You Can't Do That(Mono) / The Beatles





598: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 08:05:00.93 ID:???0.net

ビートルズは「年にアルバム2枚」の契約をこなすために、
前作「ア・ハード・デイズ・ナイト」の発売一ヶ月後から、
このアルバムのセッションに取りかかっている。
作者であるジョンがリード・ヴォーカルをとり、ポールがハーモニーを付けている。
Piano (George Martin)
https://www.youtube.com/watch?v=ILdBDOPoEDQ
The Beatles - "No Reply"





599: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 08:10:59.30 ID:???0.net

ジョンがリード・ヴォーカルをとっている。またこの曲は1テイクでの1発録りである。
メンバー4人がそれぞれの担当楽器をプレイし、ピアノをジョージ・マーティンが担当。
この編成で1テイクで録音を終えて、それがアルバムに収録された。
https://www.youtube.com/watch?v=vaHpIkkAfTo
The Beatles - 04 - Rock And Roll Music (2015 Stereo Remaster)





600: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 08:13:25.86 ID:???0.net

ポールがリードをとり、ジョンとジョージがコーラスでサポートしている。
ジョージ・マーティンがピアノで加わって、同時に演奏して2テイク録音。
第1テイクの方がはるかに出来が良かったために、こちらを採用した。
ハンドクラップはオーバーダブによるもの。
https://www.youtube.com/watch?v=bTgbMc1SKYM
The Beatles - 07 - Kansas City/Hey-Hey-Hey-Hey! (2015 Stereo Remaster)





601: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 08:16:36.29 ID:???0.net

終始ジョンとポールのデュエットで歌われている。
Piano (George Martin)
https://www.youtube.com/watch?v=ukt5nEEQ5gQ
The Beatles - "Every Little Thing"





602: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 08:19:55.89 ID:???0.net

作者のポールがダブルトラックで全編リードを取り、
ジョンとジョージがコーラスを付けている。
Piano (George Martin)
https://www.youtube.com/watch?v=Y_fzScY4WKI
The Beatles - 13 - What You're Doing (2015 Stereo Remaster)





603: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 08:23:59.25 ID:???0.net

ピアノにジョージ・マーティンを加えた5人は、この曲を1テイクで録音。
この日、この曲は我々が常に聴いているものしか演奏されていない。
https://www.youtube.com/watch?v=6ibeqQA2_Yw
The Beatles - Long Tall Sally





605: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 08:26:17.02 ID:???0.net

全部で6テイク録音されており、第3テイクにジョンがヴォーカルをオーバーダブした。(これが第6テイク)
ギターも2本以上聞こえており、ギターもオーバーダブされている。
この時にはピアノはまだ入っておらず、ピアノは1964年6月4日に
ジョージ・マーティンによりオーバーダブされた。
https://www.youtube.com/watch?v=FrnpLtI-AHg
The Beatles - Slow Down (2014 Stereo Remaster)





607: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 08:30:29.18 ID:???0.net

リンゴは歌いながらドラムを叩くという方法でレコーディングし、全部で5テイクを録音している。
(完全バージョンは3テイク)
ギターが所々でオーバーダブされている。
イントロで出てくる6弦、そしてジョンの弾くリードギターが冒頭は2つ聞こえている。
なお、この録音にはなんとオリジナル作者のカール・パーキンスが同席していたそうである。
レコーディングの見学はしたが、セッションには参加しなかった様子。
George Martin (Piano)

Matchbox
https://www.youtube.com/watch?v=4_hL53IxUdo
Matchbox - The Beatles





604: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 08:24:09.09 ID:???0.net

曲名書いてくれよ





608: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 08:34:16.09 ID:???0.net

イエス・イット・イズ
ビートルズで最も複雑なコーラスワークと言われるこの曲だが、
ハーモニーの修正にはジョージ・マーティンが大きく貢献しているそうだ。
https://www.youtube.com/watch?v=-O-wmVqFD4w
*The Beatles: Yes It is*





609: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 08:39:25.49 ID:???0.net

ユー・ライク・ミー・トゥ・マッチ
ジョンは「ザ・ナイト・ビフォア」と同じく、エレクトリック・ピアノを弾き、
ジョージ・マーティンとポールはスタインウェイのグランド・ピアノを弾いている。
https://www.youtube.com/watch?v=QW25-8p_vko
The Beatles - "You Like Me Too Much"





610: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 08:46:25.36 ID:???0.net

イエスタデイ
この曲をレコーディングする際に、ストリングスを入れたらどうか?と
提案したのはプロデューサーのジョージ・マーティン卿なのだが、
ポールは「軟弱な感じになるのは困る」と渋ったらしい。
じゃあカルテット(弦楽四重奏)にしたら?との提案に、
ポールは「それでいいけど、その代わりヴィブラートは一切なしだ!」と答えて、
結局マーティン卿とガッツリと一緒にアレンジを考えたとか。
https://www.youtube.com/watch?v=7l_D6ZFU0w8
The Beatles - Yesterday (Studio) (Anthology 2 [Disc 1])





611: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 08:52:31.31 ID:???0.net

愛のことば Lennon/McCartney(二人の共作)
ジョンがリード・ヴォーカルをとり、ポールとジョージがコーラスを付けている。
Harmonium (George Martin)
https://www.youtube.com/watch?v=il--BWceG18
The Beatles 'The Word' (2009 Remastered)





612: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 08:56:28.21 ID:???0.net

イン・マイ・ライフ
当初より、ジョージ・マーティンが何かしらの楽器を弾くことは決まっていたようで
、最初の録音ではハモンド・オルガンが使用されたがこれは却下。
次にピアノに挑戦したものの、思い描いたバロック調のフレーズを弾くには難しすぎた。
そして、再生速度を半分に下げて録音して中間部分は埋まり、この曲は完成に至る。
https://www.youtube.com/watch?v=tyNPdQtIJtg
The Beatles - In My Life - Rubber Soul [Stereo Remastered] - 2009





624: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 09:49:59.23 ID:???0.net

>>612
あのフレーズ原曲テンポで弾けないってあんまりピアノうまくなかったんだな





613: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 09:01:43.81 ID:???0.net

エリナー・リグビー Lennon/McCartney(実質はポールの作品)
ポールがリード・ヴォーカルをとり、ジョンとジョージがコーラスをつけている。
リンゴはこのレコーディングには参加していない。ビートルズのメンバーは一切楽器を演奏しておらず、
8人のセッションミュージシャンによって演奏されている。スコアを書いたのはジョージ・マーティン卿。
https://www.youtube.com/watch?v=kE-VRFWmHJ4
The Beatles - Eleanor Rigby Subtitulado Español HD 720p Audio Remastered





614: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 09:12:10.57 ID:???0.net

グッド・デイ・サンシャイン Lennon/McCartney(ポールの作品)
プロデューサーのジョージ・マーティン卿が間奏の
ホンキートンクスタイルのピアノソロをオーバーダブ。つべ全滅w
https://www.youtube.com/watch?v=rFxXoHkIwMk
Paul McCartney - Good Day Sunshine





615: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 09:19:10.18 ID:???0.net

ビートルズのアルバム「リボルバー」の中には,「フォー・ノー・ワン」というポールの曲があるのですが,
この中間部にフレンチホルンによるバロック音楽風の曲が流れるのです。
これがとても良いのですよ。いかにもジョージ・マーティンらしい旋律と手法です。
ちなみに,この「フォー・ノー・ワン」については,
ジョン・レノンは生前,ポールが書いた曲の中ではこれが一番好きだと言っていたそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=HuphFPEqJqw
Paul McCartney "For No One" Great Version!





616: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 09:23:29.50 ID:???0.net

ゴット・トゥー・ゲット・ユー・イントゥー・マイ・ライフ
この曲は1966年4月7日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音が開始された。
この日は第5テイクまで録音された。
第1テイクのリズムトラックはジョージ・マーティンが弾くオルガンとハイハットのみというかなりシンプルなもの。
https://www.youtube.com/watch?v=LKR7eyBZru0
The Beatles - Got To Get You Into My Life (Anthology 2 [Disc 1])





617: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 09:27:55.19 ID:???0.net

トゥモロー・ネバー・ノウズ Lennon/McCartney(ジョンの作品)Piano (George Martin)
今回のセッションからレコーディングに参加する事になったジェフ・エメリックは早速新しいアイデアとして
バスドラムの中にビートルズの昔の衣装を詰め込み、マイクを近づけてリミッターで処理をした。
今日では当たり前に行われている録音方式である。
若干20歳のこの若者は若者らしい好奇心を持ち、そして既成概念のなさが強みであったのか、
新しいアイデアを次々とビートルズのレコーディングに取り入れている。
https://www.youtube.com/watch?v=IUMFp0F6mp0
Tomorrow Never Knows





618: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 09:32:46.80 ID:???0.net

>>617
そのバスドラのやり方、当時ジャズではすでにやられてたって話聞いたけどほんとかな





619: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 09:33:22.37 ID:???0.net

ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ Lennon/McCartney(二人の共作)
この曲は1967年3月29日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音が開始された。
当初の仮題は「Badfinger boogie」だったこの曲は10テイクのリズムトラックを
ポール:ピアノ、リンゴ:ドラム、ジョージ:ギター、ジョン:カウベルで録音。
ベストと判断された第10テイクをその日の内にピンポンで1トラックにまとめた。
これが第11テイクとなる。Hammond Organ (George Martin)
https://www.youtube.com/watch?v=SkyqRP8S93Y
The Beatles - With a Little Help from My Friends

その第11テイクにリンゴのヴォーカルをまず録音した。





620: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 09:36:47.11 ID:???0.net

ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ Lennon/McCartney(ジョンの作品)
最初の7テイクは、ピアノ、アコースティック・ギター、ハモンド・オルガン、
ドラム、そしてマラカスの編成でリズム・トラックを仕上げる事に専念。
(編成として、ピアノ:マーティン卿、アコギ:ジョン、
オルガン:ポール、ドラム:リンゴ、マラカス:ジョージかも?)
https://www.youtube.com/watch?v=xxaOItEmu3U
The Beatles - Lucy in the Sky with Diamonds





621: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 09:43:26.41 ID:???0.net

ゲッティング・ベター Lennon/McCartney(ポールの作品)
この曲は1967年3月9日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音が開始された。
ビートルズはこの日、リズムトラックを7テイク録音。
ギター×2、ポールのエレピ、ドラムス。マーティン卿のピアノの編成である。
ただし、マーティン卿はピアノを鍵盤ではなく直接弦を叩いていたそうだ。
https://www.youtube.com/watch?v=QvMQWte5pik
The Beatles - Getting Better





622: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 09:46:25.23 ID:???0.net

フィクシング・ア・ホール Lennon/McCartney(ポールの作品)
この曲は1967年2月9日に録音が開始された。
いつも使っているアビイ・ロードスタジオは埋まっていて、
しかたなくビートルズとジョージ・マーティンはリージェント・サウンド・スタジオという所でこの曲を録音した。
リージェント・スタジオはローリング・ストーンズの初期の曲が録音されたスタジオだが、
アビイ・ロードに比べてかなり狭くて窮屈だったそうである。
この頃の録音には珍しく、ヴォーカル入りで合計3テイクを録音した。
イントロから入ってるハープシコードはおそらくマーティン卿が弾いていると思われる。
https://www.youtube.com/watch?v=Q-EUwlV1bSE
The Beatles - Fixing a Hole





623: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 09:49:49.99 ID:???0.net

シーズ・リーヴィング・ホーム Lennon/McCartney(ポールの作品)
ポールはこの曲のストリングスアレンジをいつもの様にマーティン卿に依頼した。
しかし、その時他にも仕事を抱えていた彼は「今すぐにはちょっと出来ないんだ。」とポールに告げると
完成を急ぐあまりポールは別のアレンジャーである、マイク・リーンダーに連絡を取って依頼してしまったのだ。
この出来事はひどくマーティン卿を立腹させ、そして傷つけた。
しかし彼はこの日のセッションを仕切り、少しだけスコアを書き換えてこの曲のバックトラックを6テイク録音した。
https://www.youtube.com/watch?v=oAYiuFBqyLE
The Beatles - She's Leaving Home





625: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 09:54:01.26 ID:???0.net

ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト Lennon/McCartney(ジョンの作品)
リズム・トラックはベース(ポール)、ドラム(リンゴ)、ジョージ(タンバリン)、ハーモニウム(ジョージ・マーティン)で
合計7テイク録音された。ジョンはガイド・ボーカルを録音している。
マーティンは、古いライブラリからスチームオルガンが含まれるテープを見つけてきた。
そのテープをジェフ・エメリックに細切れに切断させてばらまかせた。
それを適当につなぎ合わせて、サウンド・エフェクト・ループを作ってミックスしようとしたのである。
https://www.youtube.com/watch?v=G7uGvEBq9zM
The Beatles - Being For The Benefit Of Mr. Kite! [Take 7] (Anthology 2 [Disc 2])





626: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 09:56:46.60 ID:???0.net

ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー Harrison(ジョージの作品)
1967年4月3日。アビイ・ロード第1スタジオ。
ここで、ジョージ・マーティンは8人のヴァイオリン奏者と3人のチェロ奏者のレコーディングを行う。
ジョージの要望でマーティン卿がこのストリングスセッションのスコアを書いた。
インド音楽とクラシック音楽の融合である。
https://www.youtube.com/watch?v=y__Zs3e6BdA
The Beatles - Within You Without You





627: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 10:00:11.64 ID:???0.net

ラヴリー・リタ Lennon/McCartney(ポールの作品)
1967年3月21日。アビイ・ロード第2スタジオ。
「ゲッティング・ベター」のヴォーカルおよびコーラスのオーバーダブセッション(ジョンがLSDでエライ事になってた)の後に、
中間部分の空白をジョージ・マーティンの見事なピアノソロで埋めた。
https://www.youtube.com/watch?v=5I5QtW0Th9s
The Beatles - Lovely Rita





628: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 10:04:33.67 ID:???0.net

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (リプライズ) Lennon/McCartney(ポールの作品)
Hammond Organ (Paul or George Martin)
楽曲としては1曲目の「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」と同じ曲だが、
1曲目は「ウェルカムソング」としての歌詞の内容なのに対して、
こちらは「エンディング・ナンバー」としての歌詞になっており、
またアレンジもこちらの方がかなり激しい。
https://www.youtube.com/watch?v=Sc7gicwg43U
The Beatles - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)





629: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 10:07:39.39 ID:???0.net

ア・デイ・イン・ザ・ライフ Lennon/McCartney(二人の共作)
1番と3番をジョンが、2番の部分をポールがそれぞれ別の曲として書いていたのを
結合した曲でそれぞれの部分でリードヴォーカルを取っている。
1967年2月10日。アビイ・ロード第1スタジオ。
この日はまさにビートルズの歴史で忘れられないセッションになる。
ポールの提案で、24小節の中間部分の空白を
「90人のオーケストラにそれぞれの一番低い音から最高音まで出してもらおう」という事になった。
もちろんこの為のスコアを書いたのはジョージ・マーティンである。
https://www.youtube.com/watch?v=usNsCeOV4GM
The Beatles - A Day In The Life





643: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 11:12:02.85 ID:???0.net

>>629
あの24小節にスコアって必要なのか?





646: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 11:37:06.03 ID:???0.net

>>643
ジョンのパートに戻る前にオーケストラがちょっと入るから
そっちと勘違いしたんじゃないかな





630: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 10:14:44.51 ID:???0.net

ストロベリー・フィールズ・フォーエバー Lennon/McCartney(ジョンの作品)
1966年12月22日。
ジョンはマーティンに「よく考えてみれば前のバージョンのシンプルなのもいいね。
始めの部分だけに前のテイクをつなげて使うってできないかな?」と相談する。
マーティンは「キーもテンポも違うんだから無理だよ」と答えたんだが、
ジョンは「君ならできる!」と言い切ったそうだw
https://www.youtube.com/watch?v=rdIeSHYin88
The Beatles - Strawberry Fields Forever (Mono)





631: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 10:18:53.24 ID:???0.net

ペニー・レイン Lennon/McCartney(ポールの作品)
Piano (John,Paul,George Martin)
ビートルズの英国での14枚目のシングル。1967年2月13日に発売された。
作者のポールがリード・ヴォーカルを取り、ジョンとジョージがコーラスを付けている。
カップリング曲は「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」。(両A面扱い)
https://www.youtube.com/watch?v=S-rB0pHI9fU
The Beatles - Penny Lane





632: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 10:23:46.37 ID:???0.net

愛こそはすべて Lennon/McCartney(ジョンの作品)
1967年6月19日。
アビイ・ロード第3スタジオにテープを持ち込み、
まずはアビイ・ロードのレコーダーに第10テイクをコピー。
トラック3とトラック4にはジョンのリード・ヴォーカルとバックコーラス、
そしてトラック2にはドラム(リンゴ)、ピアノ(ジョージ・マーティン)、バンジョー(ジョン)を録音した。
https://www.youtube.com/watch?v=EKiqthx0GKw
All You Need Is Love - The Beatles {with lyrics}





633: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 10:28:05.83 ID:???0.net

ヘイ・ジュード Lennon/McCartney(ポールの作品)
この曲が録音開始されたのは1968年7月29日。アビイ・ロード第2スタジオ。
ポール(ピアノ)、ジョン(アコギ)、ジョージ(エレキギター)、
リンゴ(ドラム)のラインナップで6テイク録音された。
翌日の1968年7月30日もリハーサルを兼ねた録音は続いた。
この日は第7~第23テイクを録音。
第23テイクをリダクションして第24,25テイクを作成し、
第25テイクをステレオ・ミキシングした物を元に
ジョージ・マーティンがオーケストラのスコアを書くことになった。
https://www.youtube.com/watch?v=A_MjCqQoLLA
The Beatles - Hey Jude





648: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 11:59:41.62 ID:???0.net

>>633
ベースは?PVではジョージがBassⅥ弾いてるが、





649: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 12:38:04.59 ID:???0.net

>>648
1968年8月1日。ロンドン・トライデントスタジオ。
前日の第1テイクにポールのベースとヴォーカル、そしてバックコーラスをオーバーダブ。
そして夜には36名のオーケストラが招かれ、オーケストラをオーバーダビングした。





634: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 10:28:46.18 ID:???0.net

ポールとジェフべックは、
マーティンに足を向けて寝られないだろうな。





635: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 10:32:44.46 ID:???0.net

グラス・オニオン Lennon/McCartney(ジョンの作品)
1968年9月26日。
ジョンはまだなにか足りないと思ったのか、電話のベルの音や、ガラスを割る音、
そしてテレビ音声などをミックスしたサウンド・エフェクトを作り、この曲のエンディングに付け足した。
その後、休暇から戻ったジョージ・マーティンがこの曲を聴いて、「ストリングスを入れたらどうだろう」と提案。
ジョンはそれを快く受け入れて、マーティンがスコアを書くことになった。
https://www.youtube.com/watch?v=01ZEeJk650U
The Beatles - Glass Onion (HQ)





636: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 10:39:37.03 ID:???0.net

マーサ・マイ・ディア Lennon/McCartney (ポールの作品)
この曲が録音開始されたのは1968年10月4日。トライデント・スタジオでの8トラックレコーディング。
ヴォーカルとピアノ、そしてドラムのみで1テイク録音され、それがそのままベストテイクとなった。
そしてこの日の内にホーンとストリングスのオーバーダブも行われる。
この時点で、ジョージ・マーティンがこの曲のスコアを用意していた、という事は
前もってポールからこの曲のデモテープを受け取っていた可能性が非常に高い。
https://www.youtube.com/watch?v=lnpyggjc5ao
Martha my Dear - The Beatles





637: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 10:43:31.84 ID:???0.net

ロッキー・ラクーン Lennon/McCartney (ポールの作品)
この曲が録音開始されたのは1968年8月15日。アビイ・ロード第2スタジオ。
まずはポールのアコースティック・ギター、ジョンの6弦ベース、
リンゴのドラムでベーシックトラックを9テイク録音。
ベストと判断された第9テイクにベースとドラムをオーバーダブしてリダクション。
これが第10テイクとなる。
ジョンのハーモニカ、ジョージ・マーティンのピアノソロ、そしてハーモニウムやパーカッションをオーバーダブ。
この時にジョンとジョージのバックコーラスも録音された。
https://www.youtube.com/watch?v=T6OHU30v24Q
The Beatles(White Album)- Rocky Raccoon





638: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 10:53:01.15 ID:???0.net

ハニー・パイ Lennon/McCartney(ポールの作品)
この曲が録音開始されたのは1968年10月1日。ロンドンのトライデント・スタジオ。
ピアノ(ポール)、ジョン(ギター)、ベース(ジョージ)、ドラム(リンゴ)のベーシックトラックは
簡単なミックスが作られて、ジョージ・マーティンがホーンアレンジをするために持ち帰った。
このセッションに参加した外部ミュージシャンは7人。(サックス5人、クラリネット2人)
そしてセッション終盤の夜中。
冒頭のボーカルにリミッターによるイコライジング処理を施し、古い蓄音機のノイズ音を追加した。
https://www.youtube.com/watch?v=JV6Pp3GJY2I
The Beatles - Honey Pie (The White Album)





639: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 10:56:26.60 ID:???0.net

クライ・ベイビー・クライ Lennon/McCartney(ジョンの作品)
この曲が録音開始されたのは1968年7月16日。アビイ・ロード第2スタジオ。
アコギ、オルガン、ベース、ドラムスでベーシックトラックを10テイク録音。
(各楽器の割り当ては不明。もしかしたらアコギはジョージでジョンはオルガンかも知れない)
その第10テイクをリダクションして第11、第12テイクを作成。
第12テイクにジョンのピアノとジョージ・マーティンのハーモニウムをオーバーダブ。
https://www.youtube.com/watch?v=00HmNM1o3Ao
The Beatles - Cry Baby Cry (Take 1)





640: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 11:00:08.25 ID:???0.net

グッド・ナイト Lennon/McCartney(ジョンの作品) リードヴォーカル リンゴ
1968年7月2日。アビイ・ロード第2スタジオ。
先日の第5テイクにリンゴのヴォーカルと、コーラスを加える。
しかしこのコーラスも、アコースティックギターも最終的にはすべて省かれてしまった。
このテイクそのものが破棄されてしまったのである。
ジョージ・マーティンはオーケストラのスコアを書くために、この日のテイクをモノミックスして持ち帰った。
https://www.youtube.com/watch?v=or4e_3nNFio
The Beatles - Good Night





642: ホワイトアルバムさん 2016/03/13(日) 11:10:31.05 ID:???0.net

ゲット・バック Lennon/McCartney(ポールの作品)
ジョージ・マーティンのプロデュースしたシングルバージョン。
1969年1月28日の演奏テイクであり、エンディングのブレイク後、
再び演奏が始まってフェイドアウトする。
https://www.youtube.com/watch?v=MtKRcBu_LBI
The Beatles - Get Back (2009 Stereo Remaster) "Past Masters"



プレイリスト:https://bgms.me/entries/11077




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Comments

[ 25156 ] by
John Doe
 01:54 on 2016-03-14
本当に参考になる 感謝。

アイアムザウォラルスとレボリューション9の話も聞きたかったw
[ 25157 ] by
John Doe
 02:27 on 2016-03-14
I Am The Walrusはストリングスアレンジとコーラス隊の手配

Revolution 9にはSirは関わっていないよ
ジョンとヨーコ、助手としてジョージがすべてを継ぎ接ぎした


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