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ひそかブログ

アニメでするリアルの話、リアルでするアニメの話。そういうのが好きです。

インフル患者が倍増。自分のインフル体験談と欠勤日数の目安について

医療・健康などの話

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今朝の読売新聞(2016.2.6付)によれば、1月25~31日の1週間で1医療機関あたりのインフルエンザ患者数が前週から倍増し、特に新潟、沖縄、福岡、神奈川、埼玉の5県が警報レベル(1医療機関あたり30人以上)を超えた、とのことです。

私の住む茨城でもインフルエンザが少し流行ってきた…… かな?
職場(診療所)でインフルエンザだと診断される患者さんが先週末からポツポツとあらわれ始め、今日は今シーズンで一番多かったです。数としてはまだ10人未満ですが、昨日から比べれば患者数が倍増しました。

ということで今回はインフルエンザの話です。

以下、インフルエンザの概要、私がインフルエンザにかかったときの体温や症状の変化、仕事を休む日数の目安などを書いていきたいと思います。


まずはインフルエンザに関する概要から。

インフルエンザって?

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって起こる感染症のことです
大きく分けてA型とB型があり、1~3日の潜伏期間をへて、寒気を伴う高熱、鼻水、咳、のどの痛み、全身のダルさや痛みなどの症状をともなうのが特徴です。

インフルエンザには一応C型もあるらしいんですけど……
私は一度もお目にかかったことないです。まさか都市伝説じゃないよな……


インフルエンザに対する予防接種(ワクチン)や、インフルエンザかどうかを判断する簡易診断キット(A型かB型かも判定)、投与される薬などは、A型・B型ともに共通です。場合によっては、A型にかかった翌月にB型にかかる、なんてパターンもあったりして…… 

風邪の症状もインフルエンザに似ていますけど、風邪の場合はおもにインフルエンザとは別種のウイルスによる感染症になります。たしか100種類以上あるんじゃなかったかな…… 他にも風邪の原因はウイルスによらない場合もありますし、ほんと風邪は千差万別ってイメージがあります。


第1次世界大戦(1914~1918)を終わらせた真の原因。
これは、インフルエンザウイルスの大流行によるものだった、ってのは結構有名な話ですよね。一般に「スペインかぜ」と呼ばれるもの。
スペインかぜによる死者の累計は5000万人から1億人と推計され、実際の戦場でも大流行して戦争どころじゃなくなった、というのが実情のようです。まさにパンデミック(世界流行とか感染爆発ぐらいの意味)。私が世話になっている方のおじいさんも「スペインかぜ」によって亡くなられております。


インフルエンザの経過(ひそかのケース)

わたしはちょうど2年前(2014)のいま頃、インフルエンザにかかりました。あのときはちょっとツラかった…… 

では具体的にインフルエンザにかかったときの経過を簡単な表にしてみます。
表は曜日ごとの体温の変化、出勤or欠勤、症状の変化などです。

曜日  体温  出勤or欠勤、症状など 
日曜   不明(たぶん平熱)  夜、少し咳 
月曜   朝は平熱。夜、微熱感  出勤。少し咳、のどに軽い痛み  
火曜   朝37℃、夜は38℃台へ   出勤。インフル陽性(A型)で早退。イナビル投与 
水曜   終日39℃台   欠勤。死んだ状態 
木曜   朝37℃台。午後平熱   欠勤。少し咳。身体がラクに 
金曜   平熱   欠勤。ほぼ症状なし。暇になってくる  
土曜   平熱   欠勤。症状なし。暇すぎてコッソリ外出  
日曜   平熱   休日  
月曜   平熱   出勤  


上の表に補足して書いてみると。
日曜から月曜にかけて、たまに咳が出てかる~いのどの痛みが。でも、よくある風邪かな?ぐらいの症状でした。
月曜の夜に軽い熱っぽさを感じ、火曜朝に体温を測ると微熱(37℃ジャストぐらい)が。

私の場合平熱が36℃後半ぐらいなので、少し熱があるのかな? ぐらいでした。念のためインフルエンザ簡易診断キット(診断まで最大13分ぐらい)を使わせてもらうと…… 
これが思いもよらずまさかの「陽性」(「診断結果=インフルエンザ」の意味)でした。

いやぁほんとまさかでしたね。
これ(この軽い症状)でインフルエンザなの? マジで?! 率直に言ってそんな気分。毎年欠かさずワクチンを打っているので、それで症状が軽かったのかもしれません。


診断後。
「イナビル」という、二回の吸入ですべて終わりの「抗インフルエンザウイルス治療薬」を投与してもらい、早速自宅へと帰ることになりました。(というか強制的にGo Home! さっさと帰れ~、でしたが)

帰宅前に念を押された欠勤の目安は、
《 熱が下がった日の翌日と翌々日まで 》
という内容でした。


火曜の夜から水曜にかけては死んだ状態に突入。体温が39度を超えました。ツラい……
しかし木曜の午後にもなると、早くも熱は下がり、体は楽に。イナビル効いたかっ? 
熱が下がった日の翌々日(土曜)まで自宅待機と言われてはいたのですが、土曜にもなるともうヒマでヒマでヒマでヒマで…… 


もうダメだ。我慢ならん! 
俺は冒険の旅に出るっ!


そんな感じで外出しちゃいました (*´σー`)
車で30分ぐらいの場所までドライブ。天気も良く、久々のシャバの空気がサイコー♪


外出にいたるまでの気分はこんな感じ↓
「熱もないのに寝てるのはつまらないので外に行きたいのです~!」
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「それっ、外へ~」
(画像は「Charlotte(シャーロット)」第6話の乙坂歩未


ひそかのインフルエンザ罹患(りかん)経過はざっとこんな感じでした。

休みの目安

えっと、インフルエンザでどれぐらい仕事を休めばいいのか?
欠勤日数の目安を私のケースにあてはめると。

熱が下がったのが木曜午後でしたので、欠勤の目安は熱が下がった日(木曜)の翌日(金曜)と翌々日(土曜)まで、ということになります。この期間は感染を避けるために他者との接触をなるべく控える、という事ですね。理由は、症状はナンともなくても体内にはウイルスが残っている可能性があるから。


この目安の基本的な考え方は学校保健安全法によるものです。同法では、
「発症したあと5日を経過し、かつ、解熱したあと2日を経過するまで」
が学校の出席停止期間とされています。

社会人の場合は基本的に明確な規定が無いので、医師によっては休みの目安が違うかもしれません。まあ、ざっくりとした目安で覚えやすいのは「熱が下がった日の翌々日まで」じゃないかと思います。もちろんそれだけの期間仕事を休めるならば、の話ですが。

また、同法には「発症したあと5日を経過し、かつ……」とありますが、発症日の特定ってケースによっては判断が難しいですね。上にあげた私のケースだと、インフルエンザの発症日が日曜か月曜か火曜か、今ひとつ判断がつきかねます。ほんとうは月曜の夜に体温測定しとけばよかったのですが……
まあいずれにしても、体温を測っておく、というのは大きな判断材料ですね。


最後に

インフルエンザに感染するか否か。
これは個人差によるのでしょう。かかる人はたとえ予防接種を2回打った大人(13歳以上は通常1回)でもかかりますし、かからない人は一生かからない。個人のDNAによって決まるんじゃないでしょうか。

もしもインフルエンザにかかってしまった時は他人にうつさぬよう。
自宅待機を心がけましょう。←お前が言うな(=゚ω゚)ノ




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