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ジカ熱 妊婦の感染に備え医療機関のリスト公開3月14日 4時55分
中南米を中心に感染が広がるジカ熱に妊婦がかかった場合に備え、日本感染症学会は専門的なアドバイスが行える医療機関のリストを作成し、ホームページで公開しました。
中南米を中心に感染が広がるジカ熱に妊婦がかかると赤ちゃんが生まれつき頭部の小さい「小頭症」になる可能性が指摘されていて、ブラジルでは去年10月以降、ジカ熱との関係が疑われる小頭症の赤ちゃんが多数報告されています。
日本でもことしに入って流行地からの帰国後、感染が確認される人が出ていることから、日本感染症学会は妊婦が感染した場合に備え、専門的なアドバイスができる医療機関のリストを作成し、ホームページで公開しました。
リストに掲載された全国88の医療機関にはジカ熱のように蚊が媒介する感染症に詳しい医師がいて、感染の疑われる妊婦が一般の医療機関を受診した場合、連絡をすればどのような検査を行うべきかなど、アドバイスを受けられるということです。
日本感染症学会の理事で、国立感染症研究所の大石和徳センター長は「一般の医療機関の医師がジカ熱が疑われる妊婦への対応を円滑に行えるようにしたい。現場の医師は、ジカ熱の症状が疑われる妊婦がいた場合、流行地に渡航していないか聞き取るなど、対応を取ってほしい」と話しています。
日本でもことしに入って流行地からの帰国後、感染が確認される人が出ていることから、日本感染症学会は妊婦が感染した場合に備え、専門的なアドバイスができる医療機関のリストを作成し、ホームページで公開しました。
リストに掲載された全国88の医療機関にはジカ熱のように蚊が媒介する感染症に詳しい医師がいて、感染の疑われる妊婦が一般の医療機関を受診した場合、連絡をすればどのような検査を行うべきかなど、アドバイスを受けられるということです。
日本感染症学会の理事で、国立感染症研究所の大石和徳センター長は「一般の医療機関の医師がジカ熱が疑われる妊婦への対応を円滑に行えるようにしたい。現場の医師は、ジカ熱の症状が疑われる妊婦がいた場合、流行地に渡航していないか聞き取るなど、対応を取ってほしい」と話しています。