数日前に父親が最高責任者のオフィスで働いていたが、一人あからさまに容姿が醜い自分によそよそしい態度をとってきた女性社員がいた。
別の支社勤務で臨時で来た容姿がマトモな人間にはフレンドリーに接している。ものすごい笑顔だ。
自分に雑用を頼んで来た時に「高卒チックな業務で申し訳ないのだけど」と発言したから酷い奴なのだろう。
持病の薬の副作用でボッコボコな皮膚で172cmしかない顔がデカイ自分からしたら劣等感しか感じない。
この部署の人間の多くが、自分には「キモいなぁ」とでも思っていながら接しているのが何となく分かる。
居るのがつらい。
しかし、父親はその部署が一番の儲け頭であるし仕事が多いと言う。
そして、そこにバイトに行かないと仕送りを減らすと言いだした。
自分が容姿が醜いというのは、銀座のアップルストアに行った時にしっかり分かっている。
銀座の人間を見たら、ごく稀に自分と同じくらいニキビ跡や赤みや毛穴で色黒な汚い肌を持った全体的に容姿が醜い人間がいる。
そんな人は大抵中国語を話す。
店員にとって、銀座にいる醜い人間は中国人だから自分は中国人だと思われたのだろう。
とにかく肌が恐ろしく汚い人間だから、自分は稼ぎ頭な部署に居てはいけない。
本当に苦しい。
容姿が醜いというのは、苦しいのだ。
行けば容姿がマトモになるのか。
嫌なのだ。
中国人に間違われたのはファションのせいでは。 でかいナップザックを背後に背負ってたとか、旅行ケースを持っていたとか、 日本人なら普通は着ないような原色系の服 or 服飾品を身...