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現場でメールの指導をする際に必要な6カ条
直井研究員(以下、直井):もう3月ですね。
平野所長(以下、平野):徐々に春らしくなっていくね。
直井:でも、まだ寒いときがあります。
平野:季節の変わり目だからね。それにしても、冬は寒くて嫌だって言うし夏になったら「暑い!」の連呼。いったいどの季節だったら不満が出てこなくなるんだい?
直井:不満じゃありませんよ。寒いって言っただけです。春はスギ花粉が舞っています。梅雨はジメジメしているし夏は暑いです。秋は過ごしやすい日もあるけれど、気付いたら冬で寒いです。一年が早いです。
平野:それが四季ってもんだよ(笑)。そんな愚痴ばっかり言っていると新社会人に笑われちゃうよ。
直井:そっかぁ。もうそんな時期ですね。新入社員を迎える企業も多そうです。
平野:早いところだと、もう研修がスタートしているかもしれないね。
直井:皆さん、メールの教育はどうしているんでしょうね?
平野:一般社団法人日本ビジネスメール協会の調査によると、教育研修が実施されているのは1割以下だ。ほぼ全員がメールを使っていると考えると……。多くの場合、きちんとした研修ではなく現場のOJTでなんとかしている。それが実情じゃないかな?
直井:それってちょっと怖いです。先輩がちゃんとメールの作法を教えられたらいいけど、メールって奥が深いので。先輩の作法が間違っていたら、その先輩から教わった後輩も間違えてしまい、間違ったことが伝承されていく可能性があります。
平野:よし!じゃあ今日は、現場でメールの指導をするときに必要なものについて解説をしよう。
直井:え!?いいんですか。そんな大盤振る舞いして。だってそれが所長のノウハウですよね。
平野:第一の目的は、日本にメール教育を浸透させること。だからノウハウの開示自体は気にしていないよ。
直井:分かりました!じゃあ、メールを教え上手になる方法を教えてください!
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