こんばんは、菊太郎です。
iPhone 6s/6s Plusの販売からまもなく半年が経ち、いよいよiPhoneでもSIMロックが解除出来るようになります。
そこで注目されているのがキャリアよりもリーズナブルな価格で提供されている格安SIM。
そこで今回はオススメの格安SIMを7つご紹介。格安SIMへの乗り換えを考えている方必見ですよ〜!
格安SIMをはじめてみよう!
iPhoneで3G/4G回線を使用して通信を行うには、docomoやau、SoftBankといった通信キャリアと契約を結ぶ必要があります。
これらの通信キャリアは自社で回線を持っているため、高品質なサービスを提供できるというメリットがありますが、その反面、毎月の通信料が高額になってしまうというデメリットもありました。
photo credit: SIM cards and Top-up cards via photopin (license)
一方で、キャリアよりもはるかに低価格でサービスを提供しているのが「格安SIM」。
実店舗がない格安SIM業者が多いため導入のハードルはやや高いものの、価格面では非常に魅力的なサービスになっています。
photo credit: Let’s try these guys… via photopin (license)
今までは「SIMロック」と呼ばれる制限がiPhoneにかけられていたため、docomoで買った端末はdocomoの回線、auで買った端末はauの回線でないと使う事が出来ませんでした。
ですがSIMロックが解除されれば、格安SIMを含めどの回線でも使うことが可能。自分の使用状況に合わせて、プランを柔軟に選ぶことが出来るようになります。
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さて格安SIMがどんなものか分かったところで、オススメ格安SIMを7つ見てきましょう。
まずは定番になっているdocomo系の格安SIMからです!
docomo系格安SIM
格安SIMはキャリアから回線を借りてサービスを提供しているため、docomo系、au系、SoftBank系の3種類が用意されていますが、その中でも一番数が多いのがdocomo系の格安SIM。
多くの企業が参入しているため、バラエティに富んだサービスが多いのも特徴です。
楽天モバイル
まずは楽天市場でおなじみの楽天が提供する「楽天モバイル」。
楽天ポイントは近年使用できる店舗が大幅に増加中ですが、楽天モバイルでも貯めたり使ったりする事ができます。
その料金は通話無しのデータ通信のみ(SMSなし)の5GBプランで1,566円。通話付きの5GBプランで2,322円。
月額918円で5分以内の通話は全て無料になる「5分かけ放題オプション」に加入できるので、電話をかける機会の多い方にもピッタリですね!
詳細:楽天モバイル
FREETEL
続いて紹介するのは、プラスワン・マーケティングが展開する「FREETEL」。
「メッセンジャーアプリデータ通信料0円サービス」や「1GB無料キャンペーン」などさまざまなサービスやキャンペーンを精力的に行っています。
料金は使った通信量により毎月変動しますが、例えば通話無しのデータ通信のみ(SMSなし)で5GB使った場合で1,642円。通話付きで5GB使った場合で2,398円。
またFREETELにはiPhone専用プランが設けられており、このプランだとApp Storeからアプリをダウンロードするときに、パケット通信料が一切発生しません。
「必要なときだけアプリをダウンロードして、使わなくなったら削除する」というような使い方ができるので、容量の少ない16GBのiPhoneユーザーには使い勝手がよさそうですね。
iPhone専用プランも、通常プランも料金は同じなので、iPhoneユーザーにメリットの大きい格安SIMになっています。
詳細:FREETEL
DMM mobile
続いては、映像配信でおなじみのDMMが運営する「DMM mobile」。
低価格での提供をウリにしており、通話無しのデータ通信のみ(SMSなし)の5GBプランで1,306円、通話付きの5GBプランで2,128円と、かなり安価で利用することができます。
また最大3枚のSIMで通信料を分け合える「シェアコース」も提供しており、複数台のiPhoneを使っている方や家族みんなで使う方ならば非常にお得。
通信量の翌月繰り越しもできるので、とにかくリーズナブルにiPhoneを使いたい方にオススメの格安SIMになっています。
詳細:DMM mobile
BIC SIM
続いては、家電量販店ビックカメラが運営する「BIC SIM」。
格安SIMアワード2015で1位を獲得するなど、通信品質には高い評価を得ています。
料金体系は通話無しのデータ通信のみ(SMSなし)の5GBプランで1,642円。通話付きの5GBプランで2,398円。
月額料金は少々高いものの実店舗の多いビックカメラで購入/設定ができるので、あまり通信にくわしくない方でも安心して使えるのがメリット。初心者でも安心して使えそうです(※設定サービスは有料で一部店舗のみ対応)。
詳細:ビックカメラ
au系格安SIM
続いては、auの回線を使った格安SIMを見ていきましょう。
mineo
au系で最初にご紹介するのは、関西大手プロバイダケイ・オプティコムが提供する「mineo」。
このmineoはau以外にdocomo回線でも提供していますが、今回はau回線での料金を見ていきます。
通話無しのデータ通信のみ(SMSあり)の5GBプランで1,706円。通話付きの5GBプランで2,366円。
au回線かdocomo回線かは契約後に切り替えることができるので、実際に使ってみて自宅や職場の電波状況と合わなかったら替えてみる…なんてこともできますよ(※要手数料)。
詳細:mineo
UQ mobile
続いてはKDDI系列のUQコミュニケーションズが運営している「UQ mobile」。
UQ mobileはKDDIが力を入れているので、大手3大キャリア並みの通信速度・安定性で高い評判を得ている格安SIMです。
気になる料金ですが、UQ mobileが提供しているのは3GBプランのみで、通話無しのデータ通信のみ(SMSなし)の3GBプラン1,058円、通話付きの3GBプランは1,814円となっています。
またUQ mobileにはデータ容量が無制限で使える「データ無制限プラン」というユニークなプランも。
ただし通信速度は3GBプランが150Mbpsなのに対し、無制限プランは500kbpsとかなり低速になってしまうのでご注意を!
詳細:UQコミュニケーションズ
SoftBank系格安SIM
最後はSoftBank系の格安SIMですが、実はSoftBank回線を使った格安SIMは存在していません。
ですがSoftBankが運営している「Y!mobile」という通信サービスは、SoftBankの廉価版的な位置づけになっているため、実質的なSoftBank系の格安SIMになっています。
「Y!mobile」は自社回線を持っておりSoftBankとほぼ同じ通信エリアをカバーしているため、SoftBankの電波が入るところならY!mobileも同じように使う事が出来ます。
Y!mobile
SoftBankが直接運営する通信ブランド「Y!mobile」は全て音声通話ありのプランになっており、データ通信のみのプランは用意されていません。
料金設定はキャリアに近い形で、2年契約の通話付き3GBで4,298円、契約期間なしだと6,998円。
料金は他の格安SIMに比べると高めですが、10分以内の通話なら月300回まで料金はかからないという利点も。
さらに1,080円の「スーパー誰とでも定額」に加入すれば、国内通話がかけ放題になりますよ。
格安SIMはデータ通信に特化したサービスが多いですが、Y!mobileは通話に特化したサービスと言えそうですね。
詳細:Y!mobile
まとめ
いろいろな格安SIMを見てきましたが、各種格安SIMの料金を比較した表がこちら。3大キャリアに比べると、バラエティに富んだサービスになっていますね。
UQ mobileとY!mobileは3GBプランの価格、それ以外は5GBプランの価格です。
まもなくiPhoneのSIMロック解除が解禁し、自由に通信サービスを選べる様になります。格安SIMに乗り換えたいという方は、ぜひ参考にしてみてください!
※当記事で使用している金額は、すべて税込です。
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携帯解約して半年!格安SIMを使って分かった良いトコ悪いトコ
今年の4月末にiPhoneの電話番号を解約し、データ通信専用の回線だけでiPhoneやPCのネット回線を賄っているんですが、データSIMならではの良いトコ悪いトコがありましたよ!