Coarse Paper

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ディアウォールを使ってコーヒー器具専用の棚をDIY!自分仕様で使い勝手が最高です。

   

やってみたら意外に簡単。そして思ったより楽しい。

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こんにちは、CoarsePaper管理人のほりー(@CoarsePaper)です。趣味としているコーヒーなんですが、コーヒーの抽出器具が着々と増えてきておりまして、以前100均のすのこを組んで作った棚では窮屈になってきました。

安定感もまるで無く、物を置くたびに揺れるので結構不安だったんですよ。この記事の最後の方でも書きましたけど。
当ブログ管理人が使用しているコーヒー器具を紹介します!


大学も春休みで授業も無く、まとまった時間がとれる今のうちにやってしまおうということで、重い腰を上げしっかりした棚を制作することにしました!ちょっと撮影中にホワイトバランスの設定をミスって所々不気味な色合いになっていますがお付き合いください…

 

主にコチラのmonographさんの記事を参考に制作しました。柱に至っては同じものを使っています。

【賃貸DIYブログ】ディアウォールで柱を立てて壁一面にテレビ台&棚を設置。

壁一面て凄いよなぁ…

 

準備

 

作業スペースの確保

ワンルームのアパートの室内で作業を行います。

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こちらが作業前の部屋の様子。3メートル強の木材が横たわっていると狭い部屋だけあって存在感がありますね。

 

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ベンチや人をダメにするソファ、テーブルを端に寄せて、ビニールシートを敷いた所。塗装もやるのでこの準備は必須です。因みにこの大きなビニールシートはドンキで500円で購入。ドンキ様様やで。

 

材料の開封

上の画像で横たわっている長い木材は柱として使用し、棚板はWOODPROの古材を用いることにしました。

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コチラが注文していた棚板。前回注文したベンチ同様、ビッチリ入っています。

 

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古材ならではのへこみやスレなどがあって味があります。

 

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棚受けもWOODPROで購入しました。

 

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かなり迷いましたが、棚板が結構重いのと、電動ミルの振動に耐えられるものということで思い切って丈夫そうなのを購入。

 

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黒皮鉄という加工で、酸化皮膜に覆われているのでサビを防げます。重厚感のある見た目がカッコイイ。

 

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それぞれにネジが付属しているので探す手間が省けました。

 

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そんな感じで使用する材料、道具が揃いました。さてさて作業に移っていきましょう。使用したもののリストは最後にまとめて紹介してきますね。

 

作業

 

柱用のSPF材をカット

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まずは天井から床までの高さを測ります。

 

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高さマイナス40mmの所に印をつけて

 

 

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のこぎりで切断していきます。あまり硬くない木材なのか、そんなに骨の折れる作業ではありませんでした。

 

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試しにディアウォールを取り付けて立ててみたところ。ちょうど良い長さで切れていたようです。強めに揺すってもズレません。

 

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もう1本の柱も切断が完了。棚板は予めカットされているので、のこぎりを使用する作業はこれで終わりです。

 

3メートルのSPF材は車も免許もないので通販で購入しました。

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塗装

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塗装するにあたって作業台が欲しいなと思ったのですが、そんなものは買っていないので、WOODPROのベンチを逆さまにして新聞紙を貼り付け、簡易作業台を用意しました。

 

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こんな感じで木材を乗っけて作業をしていきます。

 

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塗装の前に紙やすりでゴシゴシやすりがけ。

 

coffee_shelf093今回はDIYの定番、ワトコオイルを使って塗装を行います。マットな仕上がりが特徴で、エボニーという色を選んでみました。

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百均で購入したスポンジに含ませていざ塗装。ハケとかよりスポンジのほうが塗りやすいですね。

 

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あとニスよりも薄く伸ばすのが簡単な印象を受けました。初めてやる人でも綺麗に仕上がると思います。

 

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棚板にもワトコオイルを塗っていきます。

 

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塗るのと塗らないのとではこんなに差が出るんですね!ずっしりとした雰囲気に仕上がります。

 

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15分ほどおいてもう一度、1/4の量で二度塗りをします。二度塗りを終えてある程度乾燥させ、新しいスポンジで余分なオイルを吸い取りました。スポンジ大活躍だなおい。本来はウエス(布)で拭き取るみたいです。

 

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百均で購入したブラシで磨いていくと、表面が慣らされて綺麗になります。このスピード感よ。

 

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棚板も同様にゴシゴシ磨いていきます。塊になったオイルを取り除くことができました。

 

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半日くらい乾燥させた方が良いようですが、僕は3時間くらいでもう大丈夫でしょと判断してやめてしまいました!窓全開でサーキュレーターを使いながら作業していたのでそこまで匂いはキツくなかったように思います。慣れただけかな…?

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柱の設置

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ついに登場「ディアウォール」です。こいつを使えば賃貸でも壁を傷つけることなく様々なDIYが可能になります。

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片方にバネが入っていて、木材に取り付けることで突っ張り棒のような機能をもたせるものです。

 

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棚板の幅に合わせて柱を設置します。

 

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水平器を使って微調整。水平器いらないかなとか思っていましたが、この後もめちゃくちゃ使うことになったのでDIYやろうという人は絶対に持っておいたほうが良いですよ!

 

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柱の設置が完了。既になんか達成感がある…

 

棚受けを柱に取り付け

棚の作成では柱に棚受けをつけてから棚板を取り付ける方法と、棚板に棚受けを取り付けてからそれを柱に取り付ける方法があります。今回は棚板が重いので前者の方法を取ることにしました。

 

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設置するものの高さを測って最適な棚の高さを考えます。

 

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棚板が来て欲しい場所に付箋で印をつけていく作業。地味だけどかなり重要です。

 

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棚受けを養生テープで仮止めして、実際の高さを確認。

 

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高さの確認ができたら下穴を開けていきます。深さは取り付ける木ねじの長さの2/3くらい。

ちなみにこの電動ドライバーはコード式でコンセントに繋いだ状態で使用します。小型で安い割にトルクもあってオススメです。回転速度は低いけど…

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下穴を開けたら木ねじで棚受け上部のネジ穴を使って仮止め。

 

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棚受けを載せてみて、水平器を見ながらもう片方の高さを決めていきます。棚板がクソ重い…

 

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養生テープでサポートしつつ微調整。世の中にはコーナークランプという天才的な道具があるのでそれを使えばこんな苦労しなくて済むかと思います。

 

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位置が決まったら仮止めして、ついに一段目が終了。これを二段、三段同様に繰り返します。

 

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仮止めが完了した図。だんだん姿が見えてきた感じがしますね。

 

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棚受けに傾きが無いように水平器を使って調整します。

 

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垂直が出せたら下部も同様に下穴をあけた上で木ねじで固定。これで棚受けは完全に固定されたことになります。

 

棚板の取り付け

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棚板を乗っけて

 

 

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先ほどと同様に木ねじで固定していきます。一番下の段とか寝っ転がりながらの作業でした。

 

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棚板の固定作業は仮止めせずに一気にやってしまいました。

 

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2段目以降はこんな感じでサクサク進めていくことができました。

 

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それでも棚受けが6個でそれぞれ2箇所とめる所があり、更に下穴を開ける作業とネジを埋め込む作業があるので意外に疲れます…

 

完成!

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棚受けの取り付けが終わりついに完成…!大変だったけど終わってみるとあっけないというか、意外にサクッと作れてしまうんだなぁという感じでした。

 

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片付けるまでがDIY。やはり木材の切り出しの作業がほとんど無かったので片付けもすんなり終わりました。

 

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下段には電動ミルとケトルを配置。

 

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ベンチに座ってコーヒーの準備をすることが多いので、座った状態で取りやすい高さにしました。豆の計量もここで行うことが出来ます。

 

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2段目には他のコーヒー器具を置くことにしました。立っていても座っていても手が届きやすい高さにしたので、使う時も洗ってから置くときも楽。日常的な所作はできるだけ効率化したいんですよね〜

 

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一番上の段にはまだ何を置くか決まっていません。とりあえず暫定的に持て余していた照明を置いてみましたが、ちょっと見た目がアレなのでそのうち改良しようと思います。最上部だけ横に板を取り付けて本置いたり、工夫次第で何でもできそうです。この拡張性もDIYの良いところですね。

 

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棚板と壁の間には6cm程の隙間ができました。裏からケーブルを通せるので、家電を置くのにも適していると思います。

 

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棚板の奥行きが240mmで棚受けが195mmです。1つ千円強で、もっと安い棚受けもいっぱいありましたが、棚板は消耗しても棚受けは長く使えるだろうということで少し良いのを選びました。

結果的に安定感と見た目の重厚感は得られたのでかなり満足しています。

 

 

まとめ

ビフォー・アフター

 

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こちらが製作前の状態。これも百均のすのこを組み合わせて作ったのでDIYと言えなくもないのですが、やはり隅にとりあえず置いた感がひしひしと伝わってきます。

 

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そして制作後。圧倒的な存在感。コーヒーは僕の趣味の中でも結構大きな位置を占めているのでこのくらい主張してるくらいが良いのです。

ただ雰囲気がありすぎて部屋で若干浮いているのが問題…。他の家具や壁紙なども多少工夫したほうが良いかもしれません。それか塗装の色をもうちょい薄めにするとか。

 

まとめのまとめ

先人達のディアウォールを使用したDIYを見るとかなりビビるというか、こんなん自分には無理でしょとか思ってしまうわけです。が、今回のようにサイズが小さく、棚板のカットとかの必要が無ければ意外とすんなり出来てしまいます。

この棚についても材料集めにこそ時間がかかったものの、実際の作業時間は5時間程度です。材料費も一万数千円程度で、実はDIYって敷居が低いんだなぁと感じました。

 

何より塗装している時や、徐々に自分が集めた材料が形を成していく様子を見るのがとても楽しいです。やったことがない人は是非チャレンジしてみてください。自分が本当に欲しいものそのものが目の前で組み上がっていく快感は絶対に体感すべきだと思います。

 

ではでは〜

使用したモノ

・SPF材

S P F 2×4材3000×38×88ミリ 1本入
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・杉古材

 

・黒皮鉄棚受け

 

・ディアウォール

WAKAI ディアウォール 上下パッド 1セットツーバイフォー
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・ワトコオイル(エボニー)

ワトコオイル エボニー W-10 1L
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・ビニール手袋

やわらか手袋 ビニール素材 Mサイズ 100枚入
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・紙やすり

Bigman(ビッグマン) 紙ヤスリミニセット#120 #240 #400 18枚入り(各6枚) BYR-25
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・スポンジ(百均ので良いよ)

パックスナチュロン キッチンスポンジ(1コ入)【パックスナチュロン(PAX NATURON) 】[パックスナチュロン スポンジ 太陽油脂 激安]
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・ブラシ(百均ので良いよ)

スコッチブライト バスブラシ ハンディーブラシ M バスシャイン B-554
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・養生テープ(ガムテープで代用可)

TERAOKA(寺岡) 養生用 P-カットテープ 50mm×25m (透明) No.4140
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・ボウル(ワトコオイルを溜めておく用)(これも百均で良いです)

 

・ビニールシート

TRUSCO ブルーシート #2000 1.8X2.7
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・電動ドライバー

高儀 EARTH MAN AC100V ミニスクリュードライバー CC-10
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・水平器

シンワ ブルーレベル 300mm マグネット付 76379
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・メジャー

タジマ Gロック-19 5.5m 19mm幅 メートル目盛 GL19-55BL
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