【ディズニー報知】“にせオラフ”や“親玉スノーギース”も見納め
東京ディズニーランド(TDL)で1月から人気を集めていたスペシャルイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」もついに3月18日まで。昨年のアナ、エルサ、オラフに加え、今年はクリストフ、ハンス王子、トロールがパレードに初登場し、踊らない造形キャラクターとして、スヴェン、オーケン、スノーギース、マシュマロウもいるが、紹介できなかった“超脇役”のレアキャラクターを書き留めておこう。
パレードでオラフのフロートの前に登場する小さいソリに乗った雪だるまが複数登場。当然のように名前はなく、“にせオラフ”または“オラフもどき”とでも呼ぼうか。ニンジンの鼻は折れ曲がり、腕は小枝ではなくやや太い枝。頭髪代わりの枝も変。映画「アナと雪の女王」を再確認したが、アナとエルサが幼少の頃に作ったオラフとも違う。オラフが吹雪でバラバラになった時も、こうはならなかった。広報資料にも書かれていないので、個々で想像するしかない。アナ&エルサ以外の人が、オラフに似せて作ったのだろう。“パクリーランド”にでもいそうな似非(えせ)感だからこそ貴重だ。
ワールドバザールのショーウインドーには、アナ、エルサ、オラフ、スノーギースのデコレーションが飾られているが、よく見るとオラフでもスノーギースでもない雪だるまがいる。スノーギースの親玉のような大きくて丸い雪だるまで、見たことのない顔。スノーギースは、映画「アナと雪の女王」の続編「エルサのサプライズ」で、エルサのくしゃみから飛び出した無数の小雪だるま。この映画では、エルサがホーンを吹いて、スノーギースが増幅され、大玉になって南の島に飛んでいくシーンもあるが、すぐにハンス王子に当たって砕けるため、顔は確認できない。このデコレーションの“親玉”スノーギースは、その大玉だと思いたい。このように夢想する楽しみも18日までだ。(酒井 隆之)
◆メモ 東京ディズニーリゾート(TDR)はJR京葉線・武蔵野線「舞浜」駅下車すぐ。詳細はオフィシャルウェブサイト(www.tokyodisneyresort.jp/top.html)で。
◆ディズニー報知 オリエンタルランドが運営する東京ディズニーリゾート(千葉・浦安市)の情報を浦安市在住記者がリポートします。(C)Disney