劇団員殺害容疑で、現場近くに住んでいた37歳男を逮捕
2016年3月12日8時29分 スポーツ報知
東京都中野区のマンションで昨年8月、劇団員の女性=当時(25)=が殺害された事件で、警視庁は12日、殺人の疑いで、事件当時現場近くに住んでいた男(37)を福島県内で逮捕した。男のDNA型が現場に残されたものと一致した。
捜査本部によると、加賀谷さんは昨年8月26日夜、玄関近くで倒れているのが見つかった。死因は窒息で、首にひもで絞められたような幅約1~2センチの細い痕が残っていた。爪には抵抗した際についたとみられる皮膚片が残っており、DNA型が検出された。
ほかに目立った外傷はなく、顔にはタオルケットがかけられていた。玄関や窓は全て施錠され、室内からは加賀谷さんのリュックサックやトートバッグなど十数点がなくなっていた。
加賀谷さんはアルバイト先の居酒屋を25日夜に無断欠勤。不審に思った男性店長らが26日夜にマンションを訪問し、応答がなかったため中野署に相談した。