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【大相撲】

琴奨菊、綱とり準備万全

2016年3月13日 紙面から

土俵祭りに出席した(左から)豪栄道、琴奨菊、白鵬=エディオンアリーナ大阪で(永井響太撮影)

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 大相撲春場所の土俵祭りが12日、会場となる大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で三役以上の力士と協会幹部らが出席して行われた。綱とりの懸かる大関琴奨菊(32)=佐渡ケ嶽=は万全の準備を整えて角界の頂を目指す闘志をにじませた。

 表情一つ変えず、土俵を見つめる。3代目若乃花以来、18年ぶりの和製横綱誕生に挑む重圧を感じさせない。「しっかりここに向けて頑張ってきた。あとは結果が出るように持っていくだけ。いつもと一緒にすることが大事」と冷静だった。

 この日は神戸市内の保久良山(標高185メートル)に出かけ、神社で参拝。目的は軽めの登山で心拍数を上げることと横綱昇進への願掛けだ。その後は右かかとを痛めていることもあって風呂などで体のケアに努めた。

 塩田宗広トレーナーは「忙しい中でやれることは全部やった。体の状態はいい」と太鼓判を押して琴奨菊を送り出す。やり残したことはないか? と聞かれた大関は「何かある?」とニヤリ。自信満々に綱とりロードを踏み出す。 (永井響太)

 

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