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【プロ野球】

松坂、先発の座つかむ 16日西武戦先発へ

2016年3月12日 紙面から

1軍に合流しノックを受ける松坂。左は和田=ヤフオクドームで(三笘真理子撮影)

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 右肩手術からの復活を目指すソフトバンクの松坂大輔投手(35)が11日、1軍に合流した。16日の古巣・西武とのオープン戦(西武プリンスドーム)に先発予定。5月以降の先発6番手の座をつかむため、最多安打男の秋山、昨季2冠の中村を相手に持ち味を発揮したいところだ。

 「投げ慣れた場所。投げやすいマウンドなので好きな球場。練習ではない。抑えるのが一番だし、結果がいいに越したことはない」

 1試合のみのスポット参戦は、6番手争いにとって意味のあるマウンドとなる。開幕後は週5試合が続き、先発は5人でカバーできる。だがその先はもう1人が必要。工藤監督は「次(西武戦)どうこうではないけど、6番目に入るか、バックアップになるのかは彼次第。実際に試合で投げているところを見たい」。状態を把握する狙いもありそうだ。

 松坂は「投げさせてもらえるだけでもありがたい。スポットとして空いたと聞いたので投げたいと言いました」と話し、1軍相手の登板を心待ちにしていた様子。B組で過ごした春季キャンプは首脳陣から焦らせない方針を伝えられていたが、順調に階段を上ってきた。3日の2軍練習試合(対韓国・斗山)で288日ぶりの実戦復帰。最速141キロを計測した登板後の肩の状態も問題なく、首脳陣から1軍戦の登板を打診された。

 この日は軽めの調整で引き揚げた松坂。西武時代に通算50勝を挙げた古巣マウンドでどのような姿を見せるか、注目だ。 (小畑大悟)

 

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