10年以上のひきこもり生活のあと、初仕事が1か月のフルタイム就業という荒業を成し遂げ、その後インターバル生活が1か月になるMくんが久しぶりにきました。
そこでひとしきり話題になったのが、会社などで不登校情報センターはどんなところですかと尋ねられたときの答え方です。これはハローワークや就職面接のときにもあることのようです。
Mくんは「10代、20代、30代以上の不登校・ひきこもりの方の社会参加を考えるNPO法人」と答えました。これは会報『ポラリス通信』に書いてある紹介文です。…
Zくんは「不登校・ひきこもりを支援している団体です」とある就職面接のときに答えました。面接した方はイメージができなかったらしく、突っ込まれて聞かれて答えに窮したようです。以降は不登校情報センターのことは持ち出さないようにしているといいます。
内容を正確に伝えようとしても聞く方が理解できないので、わかる範囲で答えるのがいいということがはっきりしました。
それで「不登校の支援団体の情報を集めて紹介するホームページを作成しています」というのを出してみました。どうやらこれがよさそうです。
昨年初めにYくんが就職のとき履歴書の職務経歴に不登校情報センターでホームページ制作をしていたと書いた例をこのブログで紹介しました。この時は面接者が事前にホームページを見ていたようでよかったみたいです。
そういえば私はある当事者について医療機関に行ったときに、不登校情報センターはどんなところかと聞かれて説明に迷ったことがありました。就職面接とはガラッと違う説明をしたはずです。
「就職試験で不登校情報センターのHP制作を聞かれる」(2015年1月14日)
http://www.futoko.info/…/%E5%B0%B1%E8%81%B7%E8%A9%A6%E9%A8…/