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ミニマルシンプリスト

ミニマリストほど物は減らせないけれどシンプル生活を目指しています

ゆるりまいさんのドラマ「わたしのウチには、なんにもない。」6回目 最終回

ゆるりまいさんのドラマ

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「わたしのウチには、なんにもない。」6回目の感想です。

入院していた祖母の容態が悪くなり病院に駆けつけるまい。
祖母のところに行くとまだ意識はありまいはひたすら今までのことを謝る。
「いつもケンカばかりしてごめんね・・・」
しかし、そのまま祖母は息を引き取り旅立ってしまう。

祖母を病院から家に連れて帰り布団に寝かせる。
その横でそっとよりそうまい。
最後に家に戻ってこれてよかったね。

しばらくすると祖母の友人や会社関係の人の弔問客が押し寄せる。
座布団の数が足りずに少し焦るまいとお母さん。
みんなが引き上げた後「前の家だったら弔問客が来ても上がるスペースはなかったしそのまま葬儀会場行きだったね」と家族で会話する。

その後、通夜や葬式に呼ぶ人をどの人に本当に来てもらいたいのかわからないため祖母の手帳を見ながら次々と電話連絡していくまい。
こういうのはリスト作っていて欲しかった。

葬儀社から棺桶に入れてあげたいものを選ぶ家族。
クロスワードや仕事で使っていた語学の本、愛用のジャケットなど。

半月後、やっと落ち着きを取り戻しきた。
「あなたが毎日家をきれいにしてくれていたからおばあちゃんも家に帰ってこれたし恥ずかしい思いもさせずにすんだ」と母。
急に悲しみがこみあげてくるまい。
「おばあちゃんバイバイ」



なんにもない研究室コーナー

Q「古いものを捨ててみたけど後悔するモノが結構ある」

A「あえて捨てないことを選択しモノを増やさないようにする」←くるりの案

確かに判断に少し躊躇したモノは捨てたら元には戻りません。
気がかりなモノは一応保留して代わりにモノを増やさないように気をつけましょう。



その後、遺品整理をはじめたまいとお母さん。
仙台タンスからは空いた引き出しはあったのに使用されずご先祖の着物しか出てこなかった。
様々なものを捨てるもの捨てないものと分けていくまいと母。
祖母はつかなくなったペン類も輪ゴムでまとめてとってあった。

「手帳や日記類にはお金が挟んであることがある」という母の助言でゆっくりパラパラとめくりながら探すまい。
めくっていると祖母の日記の文章で目がとまる。
「どうしてあの子はわかってくれないんだろう」
まいさんと祖母がケンカした頃の日記。

他のページもめくってみると付箋が貼ってある。
「これってなんだろうね、ポエムなのかな」とまい。
母に見せると「これはあなたのことを書いているのよ」
これは捨てないボックスに入れたまい。

整理を続けるうちにまいが修学旅行で買ってきたお土産も見つかる。
まいのメッセージ「大切に使ってね」というメモもついていた。
「大事にしすぎて使えなかったのね」と母。

母が整理を続けていると母が小さい頃に祖母に書いた手紙が出てきた。
「こんな昔のモノまでとっていたのね」と母は感傷的になる。
順調に遺品整理は進んでいたが母が少し休みたいと言ってきた。
「亡くなったからこそ捨てにくい、生きているなら捨ててしまったモノがあっても謝ればいいけど亡くなった相手には言えないからね」

「私が死んだら何を残してくれるの?」と母はまいに問いかける。
まいは母が少しずつ集めていた世界全集やネコの置物などを候補にあげる。
夜寝る前につとむくんに「何か残して貰いたいモノはある?」と質問する。
つとむくんは「全部捨てちゃっていいよ」とアッサリ。

まいはつとむくんが亡くなったときのことを想像する。
すると何も捨てれない気がしてきた。
捨て変態でも大切な人だった人が使っていたモノは捨てれないと思うまい。
遺品整理は亡くなった人と一番近い人の心の整理であるということに気付く。
「ゆっくりやっていこう、お母さん」

祖母が亡くなってから仙台タンスの上に祖母の写真を置いている。
その祖母の写真に向かってよく話し掛けるようになった。
モノがあってもなくてもおばあちゃんのことは忘れない。

まいは残してもらいたいモノはあるの?と言う問いに対して
「遺品は白いバッグひとつでいいかな」

こんな感じで最終回が終了しました。

毎回のごとく抜け、セリフがアヤフヤなところが多いですがなんとなくの流れはつかめるかと思います。
今回でドラマ報告は終了です。
つたない文章を読んでいただいた皆様、ありがとうございました!



遺品整理をするのはツライ。
私も父方の祖母の遺品整理をしたことがあります。
その間にお盆に入り、そのときには母方の伯父が亡くなり父と私のふたりで弔問客の相手をしました。

賃貸だったので49日が終わってから早めに退去せねばならず深く悩む暇もなくどんどん処分していきました。
使えそうなパラマウントベッドなどは老人施設に寄贈し祖母の友人が色々と引き取ってくれたものもあり本当に助かりました。
しかし半端なく捨てれない人だったのでゴミ置き場まで何度往復したかわかりません。
その当時には私も緑内障になっていたため車で搬出も出来ず分別しながら必死にゴミ出し頑張りました。
写真など祖母が写っているものは一冊にまとめ今も仏壇に眠っています。

あまりお見舞いなどに行ってなかったことを本当に亡くなったあとに悔やみました。
あともっと何で優しく接してあげられなかったのか・・・
すごくすごく反省しました。

それもあり母方の祖母は多少遠くに住んでいましたが出来るだけ休みがとれたら会いに行っていました。
そのせいか亡くなったときにも後悔はほとんどなく穏やかに見送れたと思います。

皆さんも後悔しないように会えるときには出来るだけ会っておくことをオススメします。

そして残った家族のためにもモノは出来るだけ少なくしておいてもらいたいと思います。
亡くなった方のモノを捨てることは本当にツライ作業です。