リオデジャネイロ五輪最終選考会となる大会が、13日午前9時10分に号砲。


 女子マラソンの04年アテネ五輪金メダル野口みずき(37=シスメックス)が、ラストチャンスで12年ぶりの五輪切符を狙い、木崎良子(30=ダイハツ)もロンドン五輪に続く2大会連続出場を目指す。14年横浜国際で優勝しながら昨年の世界選手権代表に落選した田中智美(28=第一生命)は雪辱のレースに挑む。


※記録は速報値


スタート〜5キロ

 先頭集団は26人ほど

 3キロを過ぎ、1キロのラップは3分29秒に落ちる

 先頭集団は平均ペースに落ち着く

 野口はやや重い走りか。先頭集団後方に位置している

 3人のペースメーカーが集団を引く。最初の1キロは3分21秒と早いペース

 天候・晴れ、湿度・36%、風速・0・2メートルのなか、2万人を超えるランナーが午前9時10分に運命のスタート



 ◆リオ切符の行方 枠は最大3。昨夏の世界選手権で日本勢最高の7位となった伊藤舞(大塚製薬)が内定。残り2枠を昨年11月のさいたま国際、1月の大阪国際、名古屋ウィメンズの出場者から選ぶ。各レース日本人上位3位以内が対象。日本陸連の設定記録2時間22分30秒を満たした1人を優先に、五輪で活躍できる選手を選ぶ。大阪で福士加代子(ワコール)が設定記録突破の2時間22分17秒の優勝でしており代表確実。さいたまの日本人トップ吉田香織(ランナーズパルス)は2時間28分43秒とタイムが物足りないため、名古屋の日本人1位が吉田のタイムを抜けば、最後の1枠に収まる可能性が高い。


◆主な有力選手◆


No選手名年齢国・所属自己ベスト
キルワ31バーレーン2時間21分41秒
11野口みずき37シスメックス2・19・12・
12木崎 良子30ダイハツ2・23・34・
13早川 英里34TOTO2・25・31・
14田中 智美28第一生命2・26・5・
15加藤 麻美25パナソニック2・26・30・
16岩出 玲亜21ノーリツ2・27・21・
17小原  怜25天満屋1・09・17・
18沼田 未知26豊田自動織機1・09・27・

※小原、沼田はハーフマラソンの記録